2024年3月14日(木)10時から本学記念館において、大学院第28回及び学部第72回卒業証書・学位記授与式が執り行われました。2学部6学科388名、大学院2研究科の各課程を修了者9名及び文学研究科論文博士1名の計398名が学位記を授与されました。
ここ数年の卒業式は新型コロナウイルス感染症の影響で、2019年度は中止、20、21年度はフッド授与式と同日開催、2022年度は代表者への学位記授与とするなど形態を変えて実施されましたが、
今年度はコロナ禍前の体制にもどり、シスター津田葵学長から学生一人ひとりに学位記が手渡されました。
学士候補生は、グースステップと呼ばれる歩き方で入場し、カトリック岡山教会のパヴァン・マルネニ神父様の祈り、聖歌に続き、卒業証書・学位記授与が行なわれました。
その後、卒業生たちは、全員で「私たちは、ここに、新たな決意をもって、宣誓いたします。いま、私たちに与えられた、名誉ある学士の学位を、この現世への奉仕の象徴として、末永く保ち、ますます、栄光に輝くものとする、決意でございます。また、ノートルダム清心女子大学に、終生変わらぬ愛情を、神と人とに、清く、深く尽きることのないまことを捧げます。」と誓いました。
津田学長は式辞の中でコロナ禍での学生生活に触れ、
「困難な中にも、自分で積極的に工夫して前に進み、卒業論文を仕上げ、資格試験を受け、一つ一つの課題をクリアし、卒業の日を迎えたことを誇らしく思っています」と学生たちを称えました。
そして、SDGsを例に、グローバル、グローカルな視野を持って社会に貢献してほしいと学生たちへの期待を述べるとともに、本学で学んだ学生にはその力があることを、中村哲さんの言葉を引用し「民族・宗教・国境を超えた愛には大きな力がある」と伝えました。
式辞の最後は、「今日の卒業の日を迎えた皆さまがノートルダム清心女子大学での学生生活をふり返り、恵みに満ちた日々を感謝し、失敗に終わったことをもう一度ふり返り、これからの新しい日々を丁寧に送られるように毎日お祈りしています。」という温かいメッセージで締めくくられました。
2023年度卒業生・修了生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
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