毎年4月2日は国連の定めた世界自閉症啓発デーです。日本では、厚生労働省が4月2日~8日までを発達障害啓発週間と定めています。
本学では、NPO法人岡山県自閉症協会と共催で、世界自閉症啓発デーに合わせてノートルダムホール東棟と中央棟オラトリー(小聖堂)のブルーライトアップを行なっています。
また、大学独自に、インクルーシブ教育研究センターが中心となり、自閉症のある方々への理解を広げたいと考え、自閉症啓発動画を作成しました。児童学科の有志が動画の構成を考え、広報室と打ち合わせを重ね、撮影が実現しました。動画には児童学科の有志9名が出演しています。学生一同、自閉症について多くの方に知っていただきたいという思いで撮影に臨みました。
動画内では、前半部分は自閉症や啓発デーについて身近に感じてもらえるよう工夫を凝らしたスライドを作成し、学生それぞれの想いをスライドにのせて語っています。
後半部分は、本学のブルーライトアップを背景に、岡山県自閉症協会の森石事務局長さんへのインタビューと自閉症啓発デーの活動を通して感じた想いをありのままに伝えています。
NPO法人岡山県自閉症協会が2020年から展開している「アスのワニプロジェクト」のテーマソングにもなっています。
2023年からヤマザキパンと岡山県自閉症協会のコラボ企画として「世界自閉症啓発デー」をPRするランチパックを製造し、3月1日からの2か月間限定で中四国を中心に販売しています。
動画内で学生が身につけている「WE BELONG!」のロゴが記載されたワッペンは倉敷発達障がい者支援センターの方からいただいたものです。WE BELONG !の味わい深いロゴは社会福祉法人 四ツ葉会 ICHIGO WORKSさまがデザインされ、倉敷市B型事業所NPO法人nuiさまがひとつひとつ丁寧に縫ってくださってできあがった啓発グッズです。
この動画を通して、自閉症をはじめとする障害のある方々への理解を促し、障害のある方々とかかわりをもたれている事業所の方や団体を多くの方に知っていただくきっかけになり、社会の中で誰もが大切にされる優しい輪がより一層広がっていけば良いなと願っています。
また、学生たちが啓発用インスタグラムによる発信も行っています。ぜひフォローしてください。
▶ノートルダム清心女子大学啓発用インスタグラム
・これまでの自閉症啓発デーブルーライトアップの取り組み
・インクルーシブ教育研究センター
・児童学科
・NPO法人岡山県自閉症協会
協力企業様
・倉敷発達障がい者支援センター さま
・社会福祉法人 四ツ葉会 ICHIGO WORKS さま
・就労継続支援B型事業所nui さま