児童学科

4月2日は国連が定めた世界自閉症啓発デーです。日本では、重ねて厚生労働省が4月2日～8日までを発達障害啓発週間と定めています。

ところで、自閉症とは何でしょうか？
自閉症の子どもたちや大人の方々は、対人関係・コミュニケーションの困難さ、興味の限局に大きな特徴があるとされています。また、感覚刺激に対する強い過敏性を有する場合もあります。外見からは分かりにくいのですが、実は、自閉症のある子どもたちや大人の方々が持たれているしんどさ、生きにくさに思いを馳せ、一緒に考えていくきっかけとなるよう、４月２日には世界中で、「希望と癒やしの色」と言われるブルーをシンボルカラーとしたブルーライトアップや様々なイベントが行われます。

本学は今年度も、NPO法人岡山県自閉症協会と共催し、4月2日～8日まで、ノートルダムホール東棟と中央棟オラトリー（小聖堂）をブルーにライトアップします。聖母マリアを象徴する色であるブルーは、本学にとって大切なものです。そこで私たちは、両者にとって大切なものを重ね合わせての取組を進めているところです。

皆さんが、ブルーにライトアップされた本学のキャンパスをご覧になりながら、自閉症のある、発達障害のある、いや、すべての大切な方へ思いを馳せる時間を過ごせますよう願います。

なお、昨日3月31日（日）10時から、岡山駅でNPO法人岡山県自閉症協会主催のイベントがありました。本学の学生有志14名が、リーフレットや啓発用チラシを配布するお手伝いに参加してきたところです。

2024年4月2日の夕刻以降には、ノートルダムホール東棟付近で学生による啓発動画の撮影もあります。近日公開予定です。

また、学生たちが啓発用インスタグラムによる発信も行っています。ぜひフォローしてください。
▶ノートルダム清心女子大学啓発用インスタグラム


インクルーシブ教育研究センタープロジェクトメンバー


・これまでの自閉症啓発デーブルーライトアップの取り組み
・インクルーシブ教育研究センター
・児童学科
・NPO法人岡山県自閉症協会