人間生活学科

人間生活学科の学生が各種地域活動に取り組みました。告知をした2件、「岡山まるごとっ！ワークショップ」（2023/10/29）、「おかやま秋の収穫祭　地産地消マルシェ」（2023/11/4）について報告します。

【岡山まるごとっ！ワークショップ】（2023/10/29）
チーム「ユーカリ」が京山公民館で小学生を中心とした子供を対象に体験型イベントを行いました。
岡山のよさを「なんとなく聞いたことがある」のではなく、体験を通じて細部まで知ってもらうことを目的に、４つのワークショップを体験してもらいました。
具体的には（1）備前焼の絵付け体験（協力：株式会社the continue.）、（2）井原デニムの雑貨づくり体験、（協力：H.Faireおのはなこ商店）、（3）岡山オリジナルバーガーづくり体験（協力：焼きたてパン工房Lassen）、（4）スムージーづくり体験（協力：つしまみんな食堂）です。
近隣の小学校や他のイベントでのチラシ配布、Instagramでの告知やつしまみんな食堂様の口コミなどで、予約は早々に埋まりました。

当日はのべ80人近くの参加者で大賑わいでした。体験前や後に、ワークショップで手にした岡山の産品の歴史や特徴などの解説（PPTを使ったプレゼンテーション）を行ったときにも熱心に耳を傾けてくれました。
最後に「岡山いいものまっぷ」をつくることで学びを定着してもらおうとしましたが、これにも積極的に参加してくれました。アンケートにも「楽しかった」とのコメントが多く、総じて楽しく過ごしてもらえたようです。

協力してくださった講師の皆様も本当に熱心に指導してくださいました。学生だけで23名、協力くださった方を含めればスタッフだけで40名近くの大イベントを完遂することができて、大きな充実感を得ることができました。
参加してくれた皆さん、協力してくれた皆さん、本当にありがとうございました。
※この活動は岡山市の学生イノベーションチャレンジ推進プロジェクト（令和5年度）に採択され、助成を受けています。

【おかやま秋の収穫祭　地産地消マルシェ　2023】（2023/11/4）
チーム「Passions.」と人間生活学科の1年生で、下石井公園で開催された「おかやま秋の収穫祭　地産地消マルシェ　2023」というイベントに参加・協力しました。
生産者さんへの取材や情報発信で地産地消マルシェのプロモーションを行うとともに、自ら出店をして製品開発した4種類のパンを販売しました。
ターゲットは同世代の若者に置き、地元の人気店とコラボすることで話題性とおいしいパン作りを試み、より多くの人に地元食材に触れてほしいという思いを形にしようと取り組みました。
結果、「おかやま工房 リエゾン」様にご協力いただけることになりました。独自にアンケート調査したデータをもとに、「女子大生考案！ おいしく楽しむ地元パン」をコンセプトとし、映えや食べやすさを意識したパンを作ることになりました。
試食を重ね、以下の4つの商品を新しく開発することができました。

〇おかやまフレッシュバインミー
　パストラミビーフやキャロットラペを挟んだベトナムのサンドイッチ、ボリューム満点でお昼ご飯にピッタリ
〇りんごちゃん
　りんごのコンポートとカスタードクリームの絶妙なハーモニー、優しい甘さでコロンと可愛いりんごのパン
〇さつまコロメロンパン
　さつまいもがゴロゴロ入ったクリームを詰めたコロネにメロンパンのクッキー記事を乗せて焼き上げました、トッピングのアーモンドがよいアクセント
〇まるごとじゃがいもぱん
　じゃがいもが丸ごと入っていて満足感は充分！パストラミビーフとブラックペッパーの塩味が効いて飽きない一品

それにリエゾン様の名物である、「オリーブオイルの焼きカレーパン」の5種類、合計300個を販売しました。

当日は天気も良く、地産地消マルシェ自体もコロナ後の本格的開催ということで多くのお客様でにぎわいました。お昼前ごろから売り上げが伸び、2時前頃に完売することができました。
商品そのものはリエゾン様に作っていただきましたが、コンセプトや商品の吟味、ネーミングやキャッチコピー、その他のプロモーション、そして店舗での販売実務など、一貫した取り組みを通じて貴重な経験をすることができました。
リエゾン様はもちろん、岡山市様、ビザビ様、そして地産地消マルシェ会場でのお客様、周りの店舗様などに大変お世話になり、温かいご支援をいただきました。

感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

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・豊田尚吾教授（教員紹介）