ノートルダム清心女子大学では来日滞在中の米国大学生と学習机を並べて学び、生活する環境に身を置きながら、英語力に磨きをかける国内留学プログラムを2024年度からスタートさせることになりました。
国内留学の舞台はアメリカ合衆国のミシガン州立大学連合日本センター(滋賀県彦根市在、以下、ミシガン日本センター)がある琵琶湖に面した施設です。2023年10月17日(火)、ノートルダム清心女子大学ではミシガン日本センターのベンジャミン・マクラケン所長と研修プログラム統括部長のクリストファー・ガース氏が来校され、小林謙一副学長と金山勉センター長との間で、プログラム実施に向けた調印式が行われました。
調印式を終えたマクラケン所長は人と人の繋がりやコミュニケーションがとても大事だと話した上で、「これからノートルダム清心女子大学もミシガン州立の大学の学生とこのような交流ができればすごくうれしいと思います」とプログラム実施への期待感を話しました。
小林副学長はこれに対し、センターでの国内留学の体験は、ノートルダム清心女子大学の学生が海外へ飛び出していこうとする「翼」を強固なものにしてくれるとして、プログラムへの期待を話ました。
小林副学長は、ノートルダム清心女子大学では、国内留学への参加対象を来年度の新2年生以上を対象とするだけでなく、2024年度に入学する新1年生についても、これから英語力の実践を鍛えるのに望ましい2025年の春休み期間に挑戦できるようにするとしています。
ミシガン日本センターでの研修は、2週間の短期集中プログラムです。センターでは、日々の英語学習の予復習に集中して取り組む自習室、米国大学生との談話を楽しむ談話室、米国大学生とともに生活を送る宿泊室などが完備されています。
国際交流センターでは、①2023年度8月に韓国・ソウルで実施した1週間の「グローバル・メディア・ラーニング・キャンプ」(2023年度20名参加)、②ミシガン州立大学連合日本センターでの2週間にわたる「国内留学」(2024年度全体20名募集)、これに英語教育センターが開講しているカナダ・ビクトリア大学での夏季英語研修プログラム(2023年度25名参加)を加えることで、留学に興味を持つ幅広い学生のニーズに応える企画を実現してきており、多くの学生の参加を期待しています。
ノートルダム清心女子大学の長期留学を目指す応募説明会も2023年10月25日から始まります。国際交流センターでは、2023年7月にNDSU学生が主体となり、アメリカ合衆国総領事を迎えて開催した「イングリッシュ・カフェ@NDSU」などを通じた海外交流の機会もさらに充実させながら、海外留学へのムードを高めるとともにグローバル化の流れを本格的にしてゆきます。
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