人間生活学科

岡山市主催の「令和5年度学生イノベーションチャレンジ推進事業」で採択された「おかやまモーモースイーツ部」（経営経済学コース葉口ゼミ３年生）が活動を開始しています。この活動はゼミ活動として、「若者視点による岡山市の魅力発信とプロモーション活動の推進」という同テーマで継続しており、4年目を迎えます。

今年度は、岡山市にある地産地消と地域福祉を応援する目的のもと、環境や社会、人にもやさしいエシカルスイーツをコンセプトに、オリジナルスイーツの提案と企画をします。それらを２つのイベントで販売します。
 

8月から協働先の検討や交渉をはじめました。まず、一つ目の協働先「松﨑牧場ジェヌイーノ」様から、こだわりのソフトクリームを提供しただくことになりました。松﨑牧場様は、究極のミルククオリティを求める岡山市でも屈指の酪農家で、食育を通した地域との積極的な交流をされています。

８月に現地を訪ね、実際の牛の育て方やこだわりの酪農方法について説明を受けました。牧場に併設するプレミアムミルクを原材料とするジェラート販売店「ジェヌイーノ」内にて協働内容の相談をしました。

もう一つの協働先は、「菓子工房わかば」様です。「菓子工房わかば」様は、就労支援B型の作業所で、社会福祉法人ひらた旭川荘わかば寮の中にあります。岡山県産の小麦やおからを使用した焼き菓子を製造していらっしゃいます。これまでに、担当の方と食材・食感・形・値段などの要望もご相談いただきながら、試作を重ねてきました。

ロゴやパッケージデザインも並行し、10月末と11月初旬のイベントに向けて商品がようやく完成しました。

次回の報告では、とても苦労した商品の完成までのプロセスといよいよ近づいてきたイベント開催に向けての準備の様子を紹介をしたいと思います。


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