学生生活

保護者の皆様には、平素より英語英文学科にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。

英語英文学科では、英米文学、英語学・言語学、国際コミュニケーションという三つの柱を土台とし、高い専門性を通して豊かな知性と国際的教養を育む教育に力を注いでおります。また、今年度から新たに大学院博士後期課程が新設され、7名の博士前期課程（修士課程と学部・修士５年制プログラム）履修生に加えて、3名の博士後期課程の学生を迎え、学部のみならず、大学院においても充実したカリキュラムを整えております。

英語英文学科の特色として、専門的学問分野の学習と同時並行で語学としての英語教育も行うため、学生たちは日頃から弛まぬ努力を重ねる必要があり、特に必修科目の多い１年生は予習復習に追われる毎日を過ごしているため、「大変だ」という声も耳にします。そんな１年生も、学年が進むにつれ勉学の面白さに気づくようになり、卒業する頃には清心で学んでよかったと言ってくれます。このことは、学内でのアンケート調査にも現れており、昨年度の本学科卒業生のうち、96%以上が「清心で学んでよかった」「清心を卒業することを誇りに思う」と回答しており、学生の満足度が非常に高いということも学科の特徴として挙げることができます。またこのことは、私たち教員にとっても大きな喜びであり、日々の教育活動の励みとなっております。

本学科では、清心の伝統的な教育を守りつつ、近年の社会的ニーズに応えるため、授業で学んだことを実践する場も多様な形で提供しています。その例として、全学共通科目で学んだことを活かす国内外の模擬国連大会への参加（今秋の国際大会はドイツで開催）、岡山市学生イノベーションチャレンジ推進プロジェクトの活動、協定校への海外留学や短期留学・研修プログラムへの参加をはじめ、学生が主体となる学外での学びの機会も年々増え続けており、就職の際に企業が求める「コミュニケーション力」「挑戦する力」「主体性と忍耐力」を養うことができる場となっています。今年度は、これまでコロナ禍により募集がほとんどなかった航空会社や旅行会社への就職にも光が見え始めており、そのような職を目指す学生にとっての道筋となることも期待しています。学科の活動や成果などは、大学ホームページを通じて更新しておりますので、こちら英語英文学科のニュースとブログをどうぞご参照ください。
なお、9月30日に開催される教育懇談会では、懇談のご要望をいただいた保護者の方につきまして、対面での面談のみならず、メール等でも個別に対応をさせていただいております。大学への回答期日に間に合わなかった場合でもお話をさせていただくことは可能ですので、どうぞご遠慮なくお知らせください。

この２期からも引き続きご家庭でのご支援のもと、学生一人ひとりに寄り添う教育を実践していく所存です。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

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