2023年7月21日(金)、在大阪・神戸米国総領事館のリチャード・メイ総領事がノートルダム清心女子大学を訪問され学生たちのイングリッシュ・カフェに出席されました。
来訪されたメイ総領事は、まず津田葵学長を表敬されました。
その際、メイ総領事から津田学長に対し、現在、打者と投手の一人二役、いわゆる二刀流の大谷翔平選手の大活躍で話題となっているメジャー・リーグベースボールを象徴するアメリカ野球殿堂博物館(ニューヨーク州クーパーズタウン)の記念ボールが贈られました。
日本人メジャー・リーガーの大谷選手の活躍は、日本と世界の架け橋となる出来事であり、日本が世界の人々の共感を得るための「ソフトパワー」的な力量を発揮するためには、教育を通じた、人的・文化的な交流が大切であるとのメッセージが感じられました。
津田葵学長とリチャード・メイ米国総領事
メイ総領事の来訪を歓迎する学長・副学長はじめとする昼食懇談では、津田学長から歓迎のご挨拶がありました。
その中では本学が聖ジュリー・ビリアートの精神に教学の基点を置き、リベラル・アーツの大学として、学生たちに新たな地平を切り開くことに貢献してきたこと。その中で、学生に創造的な思考・技法の涵養を促し、思いやりの心をもって聖ジュリーの教育理念を体現することを目指して教育を行ってきたことが強調されました。
また、ナミュール・ノートルダム修道女会の設立者聖ジュリー・ビリアートが開いたネットワークの取り組みは世界5大陸におよび、また異文化社会における7つの異なる言語で展開されていることが紹介され、今回のメイ米国総領事のご来訪はグローバル・スキルの重要性とともに世界と出会うという文脈において意義があり、またメイ総領事が学生たちとの間でもたれる本学でのイングリッシュ・カフェでよい時間を過ごしていただきたいとして、来学への感謝の気持ちとともに旬の時期を迎えた岡山の白桃が贈られました。
この後、メイ総領事は、国際交流センターで「米国総領事カフェ@ndsu」イングリッシュ・カフェに出席されました。
在大阪・神戸米国総領事館では折に触れて現代的なトピックを取り上げて大学生を対象に開催していますが、岡山での開催は初めてのことです。参加した英語英文学科10人の学生たちから歓迎を受けたメイ総領事は、あたたかいお人柄でどの学生にも丁寧に問いかけ、また質問を受けておられました。
参加学生は日本大学英語模擬国連大会(JUEMUN)の経験者が多数を占めており、メイ総領事の目からみた日本と日本の世界貢献について、次世代を担う学生たちへのメッセージのトピックスを中心に活発な対話が行われました。メイ総領事が外交官として複数の国で経験したことに基づく数々のコメントやアドバイスは、学生たちを勇気づけていました。
進行役の学生
メイ総領事を囲んでの交流
メイ総領事からは、自分のロール・モデルとする人を見つけ、そこから「なりたい自分」「これから目指す目標」を見出すことが人生における大きな動機付けになるとのアドバイスもありました。学生たちとの対話を終えたメイ総領事は、学生たちの積極的な姿勢とともに高いレベルでコミュニケーションが出来たことを高く評価され、また参加学生たちにとっても第一線の外交官と、直接対話する体験は大きな財産となりました。
本学中庭にて
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