ノートルダムの風景

在学生の皆様へ

川柳をとおして気軽に、在学生・教職員のみなさまの本学図書館への思いや要望をくみ取りたいと、2022年12月7日から2023年1月6日の期間に「図書館」「読書」「本」に関する川柳を募集したところ、72句の応募をいただきました。
全応募作品は、図書館内に1月30日（月）から2月28日（火）まで展示しています。
くすっと笑える句に出会えますので、在学生、教職員の皆様の来館をお待ちしています。

「図書館と本とわたし」図書館川柳コンテストの結果発表はこちらをご覧ください。
▶「図書館と本とわたし」 図書館川柳コンテスト結果発表（附属図書館ホームページ）
　
　＜図書館長賞＞
　五分だけ　時計を見ると　三時間
　＜図書館運営委員賞＞
　寄贈印　見つけてえにし　ありがたし
　＜図書館員賞＞
　まだ読みたい　気づけば今日は　返却日
 

～附属図書館長からのメッセージ～
親愛なる本の虫さんたちへ

応募された一首ずつを拝読し、学生さんたちにとって図書館は、所属や立場、時代の拘束一切を取り払い、誰の目を気にすることもなく自由に巨人の肩にのぼり、世界を眺めることを許された唯一無二の場所なんだなぁと改めて実感しました。
だからこそ、巨人の肩へと向かう上り下りの道すがら、秘密めいたエピソードや顔が赤らむ失敗や胸熱くなる発見が、こんなにたくさん生まれるのですね。

今回の川柳に託されたことばのひとつひとつは、本にまつわる体験をキャンパスの心地よい風にあて、気持ち新たに〈本の虫〉としてこれからも図書館旅を続けるぞという決意表明なのかもしれません。
こんな親愛なる本の虫さんたちと日々接することのできるわが図書館を誇りに思い、大事に育てていきたいと思います。
あ、でも、埃や虫くい、破損は見逃しませんよ。
これからもノートルダム清心女子大学附属図書館を、どうぞよろしく。

附属図書館長　村中李衣
 

附属図書館
 

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附属図書館長は、絵本作家の村中先生です。
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