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人間生活学科

2022.11.08

学生福祉国会in岡山でプレゼン|人間生活学科|社会福祉士課程

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人間生活学科

学科ダイアリー

10月30日(日)、大学生が地域福祉課題の解決策を考える「学生福祉国会in岡山」において、人間生活学科 社会福祉士課程の2年生3チーム(15名)がプレゼンテーションを行いました。障害や病気のある人の「きょうだい」による自助グループ「岡山きょうだい会」などでつくる実行委員会によるイベントの一環で、県内の大学生約40名が参加しました。テーマは「ヤングケアラーについて社会ができることは?」。

プレゼンに参加した大学生の集合写真

プレゼンに参加した大学生の集合写真

【清心Aチーム】
私たちは、行政への提案を中心に発表しました。行政、市民、ヤングケアラー当事者など様々な人が集まり、意見を共有できるイベントの開催や、公務員試験に「福祉」の問題を増やし、各部署に「福祉」の知識を持ってもらうこと、行政内部署の連携を通してヤングケアラーの相談窓口を広く設け、財政や教育など、どの角度からでも問題へのアプローチが出来る体制の構築、加えて、教員へ向けたヤングケアラーに関する研修を行うことや、困っている学生の発見のためのアンケート方法の工夫など、教育現場で出来る取り組みについても考えました。ヤングケアラーについて学ぶ中で、一人ひとり個性があるように、それぞれに合う問題の解決方法も様々であり、型にはめる支援ではなく柔軟な対応が求められると思いました。また、今回は行政中心で考えましたが、社会の問題を社会の一員である私たちが当事者意識を持ち、考え続けていくことが大切だと改めて実感しました。ヤングケアラーのみならず、様々な人の声が届く社会にするために私たちには何ができるのか、これからも考え続けていきたいです。
Aチーム(妹尾)

清心A紹介写真

清心A紹介写真

清心A発表

清心A発表

【清心Bチーム】
学生福祉国会に参加したことで、ヤングケアラーについて現状や課題をしっかり学ぶことができました。発表内容を考える際、「ヤングケアラーについて」という大きなくくりの中で、どこに焦点を絞って発表するのか悩みました。しかし、同じチームの仲間と何度も議論し合い、学校に焦点を当てて、子ども福祉部のあるモデル校の提案を考えました。チームで納得のいく発表まで作り上げることができ、達成感を感じることができました。学生福祉国会当日は、他校のユニークなヤングケアラー問題の改善方法や、発表方法にとても刺激を受けるとともに、とても勉強になりました。社会福祉士課程で勉強する者として、ヤングケアラーの課題をここまで深く自分たちで勉強できたことは、とても意味のある時間だったと感じています。今後の大学での勉強もより一層頑張ろうと思いました。
Bチーム(綾野)

清心B準備の様子

清心B準備の様子

清心B発表

清心B発表

【清心Cチーム】
私たちは、小学校でのスクールソーシャルワーカーの重要性について考え、スクールソーシャルワーカーの人数を増やし、副担任の先生のような立ち位置で先生化させることを提案しました。福祉の知識をもちながら副担任のような近い存在で一学年、あるいは一クラスと一緒に過ごすことができたなら子どもと関わる機会も増えるため、ワーカー自身が生徒の問題に気づくことができ、生徒たちも先生として悩みを打ち明けてくれるかもしれないと考えたからです。ワーカー一人に対する持ち分を減らし、生徒にとって身近な存在になることはヤングケアラーの支援においてもその他全ての子どもたちにとって大切なことだと考えます。この大会を通して、ヤングケアラーだけにとどまらず福祉についてさらに関心が高まりました。今回の機会を今後に活かしていけるよう社会に目を向け、積極的に行動していきたいと思います。
Cチーム(塩野)

清心C直前打ち合わせ

清心C直前打ち合わせ

清心C発表

清心C発表

【ヤングケアラーについて】厚生労働省HPから
ヤングケアラーは、法令上の定義はありませんが、「大人が担うようなケア責任を引き受け、家事や家族の世話、介護、感情面のサポートなどを行っている18歳未満の子ども」(一般社団法人日本ケアラ―連盟)のことを言います。子どもが家事や家族の世話をすることは普通のことかもしれません。しかし、年齢等に見合わない重い責任や負担を負うことで、本当なら享受できたはずの、勉強に励む時間、部活に打ち込む時間、将来に思いを巡らせる時間、友人との他愛ない時間…これらの「子どもとしての時間」と引き換えに、家事や家族の世話をしていることがあるのです。少しずつ実態が明らかになり支援が始まっています。

※発表時、集合写真撮影時のみマスクを外しています。

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