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ノートルダムの風景

2022.11.26

ジュリーホールラウンジに新しくパンの自動販売機が登場!|学生広報スタッフSPARKLE

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学生生活

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大学構内のジュリーホールラウンジに新しくパン工房スピカさんの自動販売機が登場。9月16日にプレ販売、21日から販売開始となりました。

パン工房スピカは、本学から徒歩1分の場所にある発達障害の方への自立・就労支援を行う施設です。利用者さんたちがお店の接客・パンの制作を通して社会と関わるトレーニングを行っています。

今回はスピカのスタッフ、安藤さんと石澤さんにお話を聞きました。

(スピカのスタッフ 左:石澤さん、右:安藤さん)

(スピカのスタッフ 左:石澤さん、右:安藤さん)

-食材にこだわったスピカのパン- 

SPARKLEおすすめのパンは何ですか?
石澤さん:2つあります。おっきなおっきなメロンパンとイングリッシュスコーンです。スコーンはうちの売りだと思います。
安藤さん:それとハンバーガーです。野菜がとてもたくさん入っているので、ランチにもよく合うと思います。
SPARKLEお客さんに人気のパンは何ですか?
安藤さん:やっぱりスコーンはダントツで人気だと思います。店舗、自動販売機ともにとてもよく売れています。自動販売機は、設置させていただいてから日数はそんなに経っていませんが、売れ残ったことはありません。
石澤さん:あとは、ハンバーガーですね。こちらは、皆さんがよく買ってくださっている印象です。

SPARKLEパンのこだわりは何ですか?
安藤さん:使用している生地の粉は、国産のものを北海道から空輸で取り寄せているので、生地はとてもこだわっていると思います。また、なるべく添加物を使わないように、食材には気を付けるようにしています。
石澤さん:また、衛生面にも気を付けています。現在はコロナ禍のため、今まで以上に徹底しています。
SPARKLEパンのメニューを見た時に、他のお店にないようなパンが多くありました。商品を開発するときの工夫やこだわりはありますか?
安藤さん:レシピはすべて工場長が考えています。工場長のアンテナがすごいです。おいしいパンを作りたいという情熱を原動力にしている気がします。ハンバーガーやピザのソースは全て自家製で時間をかけて作っていて、実はハンバーガーの中にハニーマスタードソースが入っています。これもこだわっているところですね。私たちも工場長には頭が上がりません。

-スピカさんの想い- 

SPARKLE私たちは児童学科に在籍していて、将来は教員を目指しています。発達障害のある生徒さんと向きあうこともあると思います。
石澤さん:工房で働いている方たちも私たちと同じ人間で、コミュニケーションに少し難しいところがあるだけだと思います。私たちにも、このようになっていきたいなという想いがあるように、障害を持たれている方々にも同じ想いがあります。皆さんにはどうすれば実現することができるかということを一緒になって考えていくことができるような先生になってほしいです。
安藤さん:子どもはめちゃくちゃ可愛いです。僕も特別支援学校に行かせていただくことがあります。個性はそれぞれあると思うのですが、見ていて素直で可愛いなと思います。特性がある子どもたちもそうでない子どもたちと同様に愛してほしいです。障害のある方も人間味があって、素敵な方です。しかし、コミュニケーションが苦手というだけで、就職に失敗することが多くあり、傷ついています。そのような方の背中を少し押してあげてほしいです。

自動販売機は、分かりやすさを重視したものになっていて、表示POPは、使う方のことを考えて分かりやすく工夫されています。また、パンの形が崩れないように、中はベルトコンベアのような作りになっています。この作りにするために、苦労されたそうです。

発達障害の方にとって、就職の難しさが大きな壁となることがあります。スピカさんは、そうした方々が社会経験や体験を積むことができる、働く場所を提供されています。

広報スタッフSPARKLE M.N. / Y.A.

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