• Youtube
  • TwitterTwitter
  • FacebookFacebook
  • LINELINE
  • InstagramInstagram
  • アクセス
  • 資料請求
  • お問合せ
  • 受験生サイト
  • ENGLISH
  • 検索検索

児童学科

2022.09.22

児童学科における免許・資格の取得状況|教職・保育職の就職状況について

Twitter

Facebook

児童学科

教職支援センター長・初等教育主事
杉能 道明

保護者の皆様には、日頃から本学児童学科の教育にご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。深く感謝いたしております。

近年の免許・資格の取得状況、卒業生の教職・保育職の就職状況等についてご説明します。

まず、免許・資格の取得状況についてです。例年、児童学科卒業生の95%以上が免許・資格を取得して卒業しております。このことは、本学児童学科が「免許・資格の取得を主たる目的とする学科」として教職課程をもつことを文部科学省から認められている根拠ともなっています。

【2022年3月卒業生の免許・資格の取得状況】 卒業生の約95%が免許・資格を取得。
小学校教諭一種 49名
特別支援学校教諭一種*1 46名
学校図書館司書教諭資格(取得見込)*2 44名
幼稚園教諭一種*3 74名
保育士資格 75名
*1 小免・幼免を基礎資格として取得可能。
*2 小免を基礎資格として取得。
*3 幼免・保育士資格の両方を取得する者が多い。

2022年3月卒業生129名の内、約95%が免許・資格を取得しました。特別支援学校教諭一種免許は小学校・幼稚園教諭免許を基礎資格として取得可能です。学校図書館司書教諭資格は小学校教諭免許を基礎資格として取得できます。2022年3月卒業生は小学校教諭免許取得者の約90%が取得しました。

表中に(取得見込)とあるのは、卒業時に資格取得に必要な単位は取得できていますが、手続き上、資格が手元に届くのは卒業の約1年後となるためです。幼稚園教諭一種免許と保育士資格の両方を取得する者が多いです。これは、就職先として認定こども園が増えており、両方の免許・資格が必要となることに対応する意味もあります。
 

次に、教職・保育職の就職状況についてです。例年、児童学科卒業生の約70%が学校園の現場に就職しております。2022年3月卒業生はその約75%が学校園や免許・資格を活用した仕事に就職しました。

本学ホームページでは、「2022年度採用 教員・保育士採用試験合格状況」として既卒者を含んだ数値を公表させていただいております。2022年度採用(現役生)の状況は次の通りです。

【2022年度採用(現役生)の教員・保育士採用試験合格状況】
公立小学校教諭として採用 25名
特別支援学校教諭として採用 1名
公立幼稚園・保育園・認定こども園に採用 23名
私立幼稚園・保育園・認定こども園に採用 29名

岡山県内の公立小学校については、ここ数年、岡山県200名・岡山市100名の合計300名の募集が続いています。倍率は約3倍です。本学の卒業生で講師として勤務している者の中にも、毎年教員採用試験の合格者が出ています。県外から来ている学生は地元の教員採用試験を受ける場合もあります。

岡山市の小学校特別支援枠(小学校教諭100名の中で特別支援教育を中心となって推進する役割を担う採用枠)も毎年現役生が合格しています。実践的指導力が問われ、公立小学校の倍率に比べてもやや高い倍率のこの職種で毎年現役合格があるのは特筆すべきだと思います。

最近の傾向として、複数の地方自治体の教員採用試験を併願する学生や、大学推薦を受ける学生が毎年数名います。教員採用試験については地方自治体の教育委員会が実施主体となるため、試験日がずれていれば併願受験が可能です。

大学推薦は、その地方自治体の教員になることを第一志望としていること、大学での成績が優秀であることなどを条件に、大学が推薦する枠を設けるもので、教員採用試験の1次試験の一部または全部を免除する制度です。

特別支援学校教諭については、例年、県内外で現役生が合格しています。本学の卒業生で講師として勤務している者の中にも、毎年教員採用試験の合格者が出ています。公立小学校、特別支援学校では講師が不足しており、教員採用試験に合格できなくても、希望すれば、講師として採用されています。

本年度の教員採用試験は2次試験まで終わりました。1次試験の終了時点で県内外の約95%以上が合格しています。学生が筆記・面接・模擬授業等の対策を頑張って行なってきた成果の表れだと思います。9月下旬から10月上旬の合格発表を待っているところです。

幼児教育の現場では、認定こども園の設立が増えています。公立の幼稚園・保育園については認定こども園への転換が進んでおり、幼稚園教諭免許・保育士資格の両方を併せ持った「保育教諭」としての採用が多くなっています。

公立幼稚園・保育園・認定こども園については、自治体が採用を行なっており、それぞれに条件が異なりますが、自治体のサイトなどから情報を得ることができます。公立の採用試験は、これから本番の時期を迎えます。

私立保育園・認定こども園については、保育士の数が不足していることもあり、募集は相当にある状況です。それぞれ保育方針に特色がありますので、よく知った上で、自分がどの園で働きたいか考えていくとよいでしょう。

教職・保育職を目指さない学生の進路は、企業等他の職種(含公務員)への就職や大学院への進学です。

本年度もより多くの学生・卒業生が自身の希望する進路に進むことができることを願っています。

児童学科における学生の様子と教育上の取り組み|児童学科長 はこちらをご覧ください。

就職実績

一覧にもどる