食品栄養学科

本年度の教育懇談会も対面実施は最小限との方針に従い、学科長挨拶にかえて学科の現状を報告させていただきます。

2021年度の管理栄養士国家試験の本学合格率は98.7％でした。年200コマ以上の対策講座と毎月の模擬試験を通じて、全員合格を目指して教員全員で徹底的にバックアップしています。

本学食品栄養学科は、管理栄養士養成課程として54年の歴史があり、これまでに3410人の卒業生を輩出しています。医療機関を中心に管理栄養士として全国で活躍しており、高度な知識と豊かな人間性から高い評価を獲得しております。例年、大学に対しても数多く（2021年度191件）の学校求人が来ています。キャリアサポートセンターとアドバイザーが連携して、ワンランク上の就活を目指した支援に取り組んでおり、昨年度の就職決定率は98.7％でした。また、学科独自の同窓会組織をもち、講演会などのイベント（年2回）とSNSを通じた既卒者向け就活情報の配信を中心とした活動をしています。

入試制度の多様化から文系理系問わず多様な新入生を迎えることとなり、学科では現在、基礎固め科目の充実に取り組んでいます。また、卒業論文研究を通じた地域連携活動を積極的に展開しており、現在10以上の地域や企業と共同で研究活動を行っています。これらを通じて自主性、実践力、行動力という社会人として必須の力を身につけたうえで、実社会で活躍できる管理栄養士を養成したいと考えています。さらに、1年次より専任のアドバイザーが学業、大学生活、進路などひとりひとりを幅広くサポートしており、食品栄養学科の年間退学率は極めて低い水準に保たれています（本学科過去3年間平均0.58％、全大学平均1.95%、私大平均2.55%）。

より詳しくお聞きになりたいこと等がありましたら担当のアドバイザー教員に質問していただければと思います。引き続きご理解ご協力賜りますようお願い申し上げます。