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英語英文学科

2022.12.21

【活躍する卒業生】行動は夢につながる第一歩!世界で活躍する卒業生にインタビュー(2)|英語英文学科

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英語英文学科

このシリーズでは、活躍する卒業生へのインタビューを企画しています。
今回インタビューしたのは、英語英文学科卒業生の松本亜佑香さん。

福岡出身の松本さんが岡山の清心に進学した一つの理由は、当時の放送部がRadio MOMOで30分番組をもっていたからだとか。大学時代には学祭イベント【OTO GARDENS】の立ち上げや、Radio MOMOでの手伝い等、様々な経験を元に、地元福岡でラジオDJの夢を実現されました。

そんな松本さんは今、ニューヨークに移住され、ウェディング業界で活躍されています。様々な仕事を経験してきた中で、共通して「楽しむこと!」を大切にされているようです。(詳細はこちら

異文化生活での気付きや、これからの展望等について、英語英文学科3年の高橋朋花さんがインタビューしました。


【インタビュー(1)】はこちらから
 
英語を身につける工夫
──英語を身につける上で、ここが大事だなと感じることってありますか?やはり実践していくことが重要だったりするのでしょうか?

松本:身につける上では話す機会を作らないとすぐに忘れてしまうと思います(笑)。あとは、英語を使って何をしたいかという目的によって変わると思います。

私の場合は、ファッションやウェディングの記事をもっと英語で書けるようになりたいというのが今の目標なので、アメリカ人が書いている記事を読んでいます。やっぱり高校や大学とかで教えてもらったような英語とは全く違うんですよね。分からない単語もいっぱい出てくるし、言い回しもお洒落だし。

──スラングじゃないですけど、現地ならではのカジュアルな言い方とかがあるんですね。

松本:そうそう。やっぱり今どきの英語なのだと思います。日本でもそうだとは思いますが、例えば私が今日本で書いているようなウェディングの記事で使う表現や語彙も独特だと思います。

そういうファッショナブルに見える言い回しというものが、アメリカでもあって。それは学校では教えてもらえない英語なので、アメリカで記事を書いている好きなライターさんを見つけて、そのライターさんの原稿をWordとかに打つんです。

ただ読むだけだと忘れるけれど、タイピングすることでその表現を覚えられるんですよね。

──確かに一石二鳥ですね。

松本:そこで分からない単語があれば、調べて、自分が英文を書く時に使ってみたりといった英語の勉強法を実践しています。
 

バルセロナ・ブライダル・ファッション・ウィークにてViktor&Rolfに独占インタビュー

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──手や口を使って身体で覚えさせるというのも一つの方法だなと感じました。興味深いお話をたくさん聴けました。

海外で気づいた日本の魅力
──個人的にお聞きしたいことなのですが、海外に住んでいるからこそ気づいた日本の魅力はありますか?

松本:それはいっぱいあります!例えばウェディングで言うと、日本のウェディングプランナーさんたちは欧米風な演出や会場のコーディネートを学んで日本に持ってこようとするんです。でも、日本には生け花や和紙などの素敵な日本独自の技術や伝統があるから、そういう日本の良さと自分たちが憧れている欧米の文化をミックスさせて、新しいものを作ったらいいのになとは思います。

──確かに和と洋をミックスすることでよりお互いの良さが引き立つと思います。海外の文化に興味を持つことも視野が広がりますが、やはり改めて日本の文化を勉強することも大切なことですね。

松本:はい、いいことだと思います。私が一つ後悔していることがあって。実家が呉服屋だったということもあり、母は着付けもできるし、お花の先生の免許も持っているし、お茶もできるんですよ。

それを教えるからやりなさいって母に言われたけど、「いや私は海外に行くし、日本の文化なんて別にいい」という感じで一切習わずに海外に来たんですね。来てから本当に習っておけば良かったと思いました。

──習っておいた方が良かったんですね。

松本:別に海外でなにか披露するわけではないのですが、やっぱり和の心みたいなものを知った上で来たかったなと。こちらで生活していて日本の文化についての話になったりするんですよね。だけど私は上面のことしか言えない。

だから、もっと日本のことを知っていたら、日本について聞いてくださる方に対してもちゃんと説明できるし、それが相手の方に対しても母国の日本に対しても、一つの礼儀でもあるとは思います。

──日本人として学べることにはできるだけ触れておいた方がいいということですね。

松本:そうですね。今ニューヨークでは日本人の作家さんのお皿が結構人気なんですよ。

──初耳です。そうなんですね。

松本:ニューヨークで人気のインテリアショップには日本人の作家さんの作品も多く揃っていて、先日も有名人のマダムが棚の端から端まで買って帰っていました(笑)。

日本には素敵な作家さんだったりとか伝統文化だったりがたくさんあるから、日本にいるうちに吸収できることはしておいた方がいいと思います。

──吸収します!英語英文学科にいると、外の世界に目が行きがちになってしまっていて。私の場合、海外の本は読んでも日本の本を読む機会が減ってしまっているので、外だけではなく内にも目を向けていこうと思います。

海外で活躍されている松本さんならではのお話は、驚きと発見の連続でした。参考になるお話をありがとうございました!

年に一回のバルセロナ・ブライダル・ファッション・ウィークで世界中のプレスやメディアの友人との再開も楽しみの一つ

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インタビュアー
高橋朋花(たかはし ともか)
Fastゼミに所属する英語英文学科3年生
模擬国連の活動に取り組んでおり、OKAMUN2021, JUEMUN2022でAssistant Chairを務める。
また、英語スピーチサークルE.L.A.S.の部長を務めている。今年の9月から来年の6月までの予定で、イギリスの本学提携大学に留学中。

英語英文学科
Carolyn Swierski 准教授(教員紹介)
卒業生の活躍シリーズ|英語英文学科

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