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日本語日本文学科

2022.07.25

『万葉集』の魅力発信 ― 講演会の報告 ―

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日本語日本文学科

イベント

『万葉集』の魅力発信 ― 講演会の報告 ―
 
日本語日本文学科・教授 東城敏毅

 現在の元号「令和」が、『万葉集』巻5に収載されている、大宰府における大伴旅人邸での「梅花の歌」からの出典であることから、3年前には、一種の万葉ブームが起きました。しかし、この2年、コロナ禍の中で、そのような歓迎ムードは影を潜め、多くの講演会が自粛の傾向を強めていました。今年度は、少しその傾向にも変化があり、一般の方々からも、対面での講演会を望む声が出始めており、少しずつ復活の兆しを見せ始めています。
 このような中、私自身、『万葉集』の魅力の一端を、多くの一般の方々にも理解していただけるよう、以下の2箇所において、『万葉集』関連の講演を実施しました。

1.6月4日(土):菊池寛記念館文芸講座「『万葉集』戯訓から読み解く万葉びとの生活」
(菊池寛記念館 香川県高松市昭和町)

2.6月18日(土):茶道裏千家淡交会四国学校茶道連絡協議会研修会「柿本人麻呂「東の野に炎の立つ見えて」―その「訓み」と歴史的背景」
                 (オークラホテル丸亀 香川県丸亀市富士見町)

 1につきましては、3年ぶりの対面での講演、ということで、50名ほどの方々が集まっていただき、2につきましては、茶道裏千家淡交会四国学校茶道連絡協議会の研修会ということで、250名の方々の前で講演させていただきました。このような多くの方々の前での対面での講演は久しぶりであり、頷いていただいたり、笑っていただいたり、後からお声かけいただいたりと、対面での良さを、私自身実感した次第です。
 また、今後も以下のような箇所で実施予定です。今後の講演会につきまして興味のある方は、直接各団体にお問い合せください。『万葉集』の魅力の一端を実感していただければ、幸いです。

3.8月6日(土):令和4年國學院大學夏期講座「文化と歴史」
   (講演)上野誠先生(國學院大學教授) 東城敏毅(ノートルダム清心女子大学)
   (対談)上野誠先生 × 東城敏毅
                       大阪天満宮 國學院大學夏期講座係
(大阪市北区天神橋2-1-8 大阪天満宮社務所内)
4.9月10日(土)・25日(日):「『万葉集』の巻頭歌と巻末歌―雄略天皇と家持」
(全2回)早島町立図書館古典文学講座
(岡山県都窪郡早島町)
5.11月18日(金):「万葉集から読み解く万葉びとと疫病」
ライフパーク倉敷市民講座(岡山県倉敷市福田町)

 なお、その他、山陽新聞カルチャープラザ(岡山県岡山市)、玉島市民交流センター(岡山県倉敷市)においても、毎月1回定例の講座も実施しています。このような講座を通して、『万葉集』の世界を生き生きとよみがえらせたいと考えています。ぜひともご期待ください。

写真:茶道裏千家淡交会四国学校茶道連絡協議会研修会にて

写真:茶道裏千家淡交会四国学校茶道連絡協議会研修会にて

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