日本語日本文学科

人間生活学科

2022.06.21

【メディア】山陽新聞|百閒老いを超える笑い 吉備路文学館で講演|綾目広治名誉教授

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2022年6月12日(日)山陽新聞(文化・12面)
「内田百閒の魅力-老いを超える笑い・ジャンルを超える文学」と題して、本学の綾目広治名誉教授(元日本語日本文学科教授)が講演を行い、そのもようが山陽新聞に掲載されました。
この講演は吉備路文学館が昨年、岡山市出身の小説家・文筆家内田百閒(1889~1971年)の没後50年記念として企画し、臨時休館のため中止した特別展「没後50年記念 内田百閒」関連イベントの振替講演として行われました。

講演会では百閒の「阿房列車」シリーズを紹介。高度経済成長期、効率や業績が重視され老人を無価値とする社会の流れの中、百閒を「笑いによって充実した老いを生ききった文学者」と評し、独特のユーモアで死と向き合い、高齢化社会に向けて新しい文学を切り開いたとまとめています。

広報室

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