2022年3月20日(日)、本学で春のオープンキャンパスが開催されました。
現代社会学科には、社会学・地理学・歴史学・考古学を専門とする教員が所属しています。
今回はその中から、考古学の紺谷亮一教授が、「トルコでの古代遺跡発掘」というタイトルでミニ講義をおこないました。
紺谷教授は毎年トルコ共和国におもむき、約五千年前のキュルテペ遺跡を掘って都市文明の起源を探ろうとしています。
ミニ講義では最新の発掘成果にもとづき、キュルテペ遺跡の考古学上の重要性(世界史教科書の内容をも書き換え得る可能性を秘めている!? )が説明されました。
また来場のみなさんからの質問もまじえながら、トルコの気候や食事をはじめ、チームワークが重要である発掘現場の苦労ばなしや楽しさ、あるいは近くの村の人びととの交流について、実体験に基づいた講義がおこなわれました。
隣室のフリートークのコーナーは気軽な雑談形式でおこなわれ、学科の学びや学生生活、就職後の進路などに関する質問に対して、在学生(3年生)・学科教員が回答しました。
新年度のオープンキャンパスでも、現代社会学科のミニ講義がおこなわれます。過去や現代の社会について関心のある人は、ぜひ覗いてみてください。
ご来場、ありがとうございました。
・現代社会学科
・【受験生の方へ】2022年度オープンキャンパスの日程について