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日本語日本文学科

2022.03.22

ようこそ日本語日本文学科へ!(中) -新入生を迎える日文ヘルパー学生の活動-

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日本語日本文学科

学科ダイアリー

ようこそ日本語日本文学科へ!(中)
-新入生を迎える日文ヘルパー学生の活動-
 
新入生オリエンテーション担当教員・長原しのぶ(教授)


3月も半ばです。新入生を迎える準備が進んでいます。
3月17日(木)はヘルパー学生8名で、新入生に贈る「しおり」(和綴じ)の作成を行いました。
日本語日本文学科では後輩に伝えたい大学生活の全てが詰まった「しおり」を代々のヘルパー学生たちが手作りしています。
2022年度「しおり」の題字「若紫」は書道を履修している学生が1枚1枚筆で書き上げたものです。学生たちは約100冊の「しおり」を完成させます。

制作中の「しおり」表紙と題字の「若紫」

制作中の「しおり」表紙と題字の「若紫」

初めて「しおり」作りに参加したYさん(2年生)は次のように感想を語ってくれました。

私達が「しおり」をもらった時、すごく手が込んでいるなとびっくりしたけど、自分たちが作る側になって、更にそのすごさを実感しました。改めて先輩たちに感謝です。私達も、新入生に思いを感じてもらえるような「しおり」作りを頑張ります。

後輩への思いがギュッと詰まった「しおり」の完成は3月末です。
4月2日(土)の入学宣誓式には新入生一人一人の手元にお届けします。

筆で書かれた題字を貼る学生たち

筆で書かれた題字を貼る学生たち

新入生レクリエーションの相談をする学生たち

新入生レクリエーションの相談をする学生たち

3月18日(金)は大学主催の入学前教育講習会が開かれました。
日本語日本文学科では、前半を学科教員による講話、後半はヘルパー学生4人が仕切る交流会というプログラムでした。

ヘルパー学生たちが自ら企画し、運営した交流会の様子を紹介します。
お揃いのパーカー(ヘルパー学生によるデザイン)で明るく登場した4人。
教員による講話で少し緊張気味だった入学予定者の皆さんの雰囲気が一気に柔らかくなりました。

星野佳之准教授による講話「文学って何? 日本語日本文学科で学ぶということ」

星野佳之准教授による講話「文学って何? 日本語日本文学科で学ぶということ」

「にちぶんヘルパー」パーカー(学生によるデザイン)

「にちぶんヘルパー」パーカー(学生によるデザイン)

感染症対策もしっかり意識しながら、ヘルパー学生の指示で3~4人の班に分かれます。「互いに自己紹介をして、先生のさっきの話の感想をグループで話してください。」というヘルパー学生の言葉と同時に教室内には活発な話し声と笑い声が響き始めました。
ヘルパー学生は机間巡視をしながら「真面目な感想でなくてもいいよ」「思ったことを言い合って」と優しく声を掛けています。

「この班ではどんな感想が出ましたか?」と尋ねると、「(大学で学ぶことについて)難しそうで不安」「卒論を書けるようになるのか不安」という答えが返ってきました。入学前の期待と不安は皆さん同じです。
不安なのは自分だけではないと知り、安心の気持ちも芽生えたのではないでしょうか。

次に、教室前のスクリーンに「ヘルパーって何?」の文字が映し出されました。「しおり」作成の様子、4月最初の新入生オリエンテーションの準備の様子などを撮影した写真がヘルパー学生の説明ととも紹介されます。
和紙を使う「しおり」の制作過程では、日常では見る機会のない洗濯糊を使っているそうです。和紙、和綴じ、洗濯糊。作業に手間はかかりますが、その分学生達のこだわりと誇り、日本語日本文学科らしい「和」で「古典」な匂いを感じます。スクリーンに映したラストの写真(下の写真の中の写真)では、ヘルパー学生全員が両手を広げて笑顔を向けています。「入学式で会いましょう」のメッセージです。

ヘルパー活動を紹介する学生

ヘルパー活動を紹介する学生

最後は、入学予定者の皆さんから出た質問に答えるコーナーでした。どのような質問が出たのか、ヘルパー学生の回答はどうだったのか、幾つか紹介します。

質問①「入学して良かったと思うことは?」
ヘルパー学生Mさん(3年生)
高校生の時、勉強への自信を失った。入学した当時は正直「清心か・・・」と思った。でも、色々な授業の中で今まで当たり前だと思っていたことが当たり前ではないと発見した。勉強が面白くなった。そう思える自分になれた。一緒に目標に向かえる仲間との出会いも大きい。

質問②「人気サークル、お勧めサークルは?」
ヘルパー学生Iさん(3年生)
人気はダントツで岡大合同サークル。清心は女子大なので出会いはサークル、バイト、習い事など。他大学との交流という意味で合同サークルは人気です。でも、清心のサークルもお勧めです。人数は少ないですが、少ないからこそ和気藹々と活動できます。

質問③「人見知りですが大丈夫でしょうか?」
ヘルパー学生Tさん(3年生)
私も人見知りです。でも友人が3人できました。人数は少ないかもしれないけど大好きな3人です。日本語日本文学科の学生は大人しいと言われますが、どの人もすごく優しいです。人見知りの様子を見ると声を掛けてくれる子もいます。声を掛けられた時、一言でいいから必ず返しましょう。そうすると絶対うまくいきます。安心してください。

質問④「メイク、服装はどんな感じ?」
ヘルパー学生Aさん(2年生)
女子大だからワンピースでお嬢様的な服装と思うかもしれないけど、全くそんなことはない。私も夏はTシャツでジーンズ。メイクも服も自分の好きなように自由に楽しんで大丈夫。

質問⑤「お勧めの授業って?」
ヘルパー学生4人がお勧めを一つずつ紹介
・「源氏物語」の魅力にどっぷり浸かれる「古代文学演習」(中井教授)
・卒論の書き方を学べる「古代文学演習」(東城教授)
・意見は分かれるけど私は大好きだった「日本語文法論」
・日文以外の授業だけど就活の入門として役立つ「キャリアデザイン基礎」

質問⑥「高校の教科書って捨てていい?」
ヘルパー学生Iさん(3年生)
絶対捨てないほうがいいよ。就活にはSPI(能力を測る適正検査)というのがあります。これは5教科の能力が必要です。高校までに学んだ5教科を就活の時に思い出すために教科書は大事です。手元にあると助かります。また、日本語日本文学科で学ぶ文学の世界は日本の歴史と関わります。そのため、日本史の教科書も捨てないで。

「文法は苦手だと言う人、手を挙げて」「〇〇高校出身の人? いる?」と入学予定者の皆さんと会話をしながら答える様子は会場の一体感を感じさせ、4月からの先輩後輩の良い繋がりを予感させるものでした。
入学予定者の皆さんからは本当にたくさんの質問をいただきました。時間の都合で回答できなかったものについては、ぜひ入学してから直接先輩に聞いてみてください。

*入学予定者の皆さんとの交流により、一層準備に力の入るヘルパー学生たちの活動紹介は「ようこそ日本語日本文学科へ!(下)」へと続きます。

*「ようこそ日本語日本文学科へ!(下)」は3月31日(木)に公開予定です。入学直前号となります。どうぞお楽しみに!

日本語日本文学科
日本語日本文学科(ブログ)
長原しのぶ教授(教員紹介)
ようこそ日本語日本文学科へ!(上)(中)(下)

会場からの質問に答える学生達

会場からの質問に答える学生達

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