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日本語日本文学科

2022.03.25

【WEB卒論】山根知子ゼミ(近現代文学)|学生が運営する卒論発表会「3,4年合同ゼミ」で成長する学生たち|日本語日本文学科

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授業紹介

WEB卒論

【WEB卒論】 山根知子ゼミ(近現代文学)
-学生が運営する卒論発表会「3,4年合同ゼミ」で成長する学生たち-
 
日本語日本文学科 山根知子

 日本語日本文学科では、3年生の7月に卒論ゼミの所属が決定します。
 山根知子ゼミでは、普段は3年生と4年生のゼミを別々に開催していますが、年に3回ほど、それぞれの学年の卒業論文進行の節目に、「3,4年合同ゼミ卒論発表会」を行なっています。

 7月にゼミに所属したばかりの3年生は、まず8月下旬に行なわれる「3,4年合同ゼミ中間発表会」で、4年生の運営・発表する卒論発表会に参加します。4年生が全員、各自の卒業論文全体の詳細な資料を準備し、4年生による司会で、発表と質疑応答を進め、4年生は卒業論文進行内容の中間確認を行ないます。

 今年度2021年度の8月にも、4年生は卒論全体の資料が整った段階でそれらを発表する中間発表会を開催し、後輩の3年生からも質問や指摘を受けることで、卒業論文の改善点を確認しました。一方の3年生は、自身の卒業論文の内容についてはまだ手探りの時期ですが、先輩が配布した卒業論文の目次や、各章各節で展開するすべての内容がびっしりと掲載された分厚い資料を手にしながら、日頃の演習授業で鍛えつつある分析力・批評力をもとにして各自が自分なりに言える指摘をしました。3年生は、4年生が卒論で独自性や新しさを追究していることに理解を及ぼすとともに、少しでも的確な判断力から全員何らかの発言ができるようになり、卒論への理解を自らの卒論進行に徐々に反映できるようになりました。

 次の「3,4年合同ゼミ」は、クリスマスを迎える12月の時期に開催しています。この合同ゼミは、3年生が主体となって企画運営し開催する最初の発表会です。4年生が卒業論文を提出した直後の報告を行い、3年生は自身の卒業論文について初めて発表します。具体的には、3年生は初めて自分の卒業論文の目次やねらいを資料にまとめて提示し、各作家の作品にどのような問題意識をもって具体的な解明へと挑みたいかを発表して、4年生に意見を求めました。
 2021年度の3年生9名が選んだ作家は、それぞれ、夏目漱石、武者小路実篤、谷崎潤一郎、梶井基次郎、太宰治、井上ひさし、森見登美彦です。そうした発表を聞いて、4年生は、卒論を提出できた充実感とこれまで苦心した内容を振り返りながら、後輩により良いアドバイスを伝えたいと一生懸命語っていました。

「3,4年合同ゼミ」3年卒論発表会(2020年度12月)

「3,4年合同ゼミ」3年卒論発表会(2020年度12月)

 なお、この12月の発表会のスケジュールでは、発表の終了後に、毎年クリスマスの集いをあわせて設定しています。2021年度は、発表の会場から学内のクリスマスの飾りつけがなされた伝統ある教室に移動して、4年生においては、ゼミの仲間や家族の支えのもとで卒業論文が提出できた感謝の祈りとともに後輩への祈りを捧げました。3年生においては、いよいよ自分たちの卒論が本格的に形になっていくのだという心構えを持って、この仲間たちとともに1年後はこの4年生のように充実した自分らしい卒業論文完成に至ることができるように、これからへの思いを深めました。

「3,4年合同ゼミ」感謝の祈り(2021年度12月)

「3,4年合同ゼミ」感謝の祈り(2021年度12月)

 次に、4年生が1月の口頭試問を終え、さらに卒業論文の最終清書提出も済ませたあとの2月中旬に、この両学年の最後の「3,4年合同ゼミ」として、3年生主体の卒業論文発表会を開催しました。この2021年度の会では新型コロナ感染拡大への懸念から、残念ながらzoom開催に切り替えることになりました。

 3年生は12月に作成した目次のうちの1章分を選んで、具体的な作品論や作家論を展開する研究発表をしました。この両学年では最後の「3,4年合同ゼミ」となるため、3年生は先輩のアドバイスの言葉を一生懸命メモしていました。さらにプログラムの最後には4年生が就職活動と卒業論文を両立させたこの1年の経験を振り返ってアドバイスをするコーナーも設けました。ちょうど就職活動の動きも始まりかけている3年生は、真剣に聞き入っていました。その4年生10名それぞれの言葉には、最後の1年に様々な試練を乗り越えながらも、自分なりに価値観をしっかりと形成し、自分の言葉で愛情深く後輩に伝えようとしているそれぞれの成長ぶりが現われていました。それに対する3年生代表の閉会の言葉も、4年生への感謝と祈りに満ちて、また自分たちの1年後が4年生の言動に少しでも近づくための歩みができるようにとの自覚を深めた言葉でした。

「3,4年合同ゼミ」3年卒論発表会(2022年2月15日)

「3,4年合同ゼミ」3年卒論発表会(2022年2月15日)

 このような「3,4年合同ゼミ」は、学年を超えた刺激と思いやりのある交流から、お互いを高めていくことで、学術的な批判精神を身につけ、人間や社会に対して複眼的な理解を深めて、人間として大きな成長を遂げることのできる貴重な体験となっています。

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