人間生活学科

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2022.03.02

教員採用試験に合格した先輩から、合格の秘訣を聞きました|山本幾子|人間生活学科

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家庭科は、自分の夢を実現するために必要な自立力を育成する教科です。免許を取得した多くの先輩が、県内外の中・高等学校等で生徒達の成長を願いながら活躍しています。

人間生活学科では、中・高の家庭科や福祉科の教員免許を取得するカリキュラムが充実し、採用試験合格に向けたきめ細かい支援もしています。 
        
ここでは、合格支援の一つとして1/29に実施した「教員採用試験対策講座」の様子をご紹介します。

対面実施を予定していましたが、まん延防止措置のため遠隔での実施となりました。

本学科卒業生で2021年度実施の採用試験に合格した、県内公立学校常勤講師の上田瑠璃さんと浜田寿々歌さんを講師に迎え、具体的な取り組みを伺いました。苦手を克服するための自作学習ノートや、講師と勉強の両立方法、家族や上司の協力を得た面接練習など、惜しみなく話してくれました。

上田瑠璃さん(卒業生)上田瑠璃さん(卒業生)

浜田寿々歌さん(卒業生)浜田寿々歌さん(卒業生)

自作学習ノート自作学習ノート

さらに、学生時代の勉強方法や、できないことを恥ずかしがらないで根気強く取り組む大切さなど、体験談を交えて紹介され、先輩からの応援エールが現役学生にしっかりと伝わる会となりました。

 

講座に参加した学生の感想を抜粋して紹介します。

○3年生

「自分自身が教採対策に向けて取り組むべき方向性を見いだすことができました。「わからないから後回し」にしていた自分を振り返り、効率の良い時間の使い方の重要性にも気づきました。教採に合格してどのような教員になりたいのかという目標を明確にして突き進んでいこうと思いました。」
 

「何をしたらいいのか分からず不安でいっぱいでしたが、先輩方が実際どういう過程を踏んで採用試験対策をされていたのかを知ることで、自分もどのように対策をしていけばいいのかが分かりました。先輩方のように隙間時間も活用しながら効率よく勉強していこうと思います。」

 

「今までは「やらないといけないのは分かっているけれど、何からどうやって手を付ければよいのかが分からない」と迷いに迷っていたので、今日、先輩方のお話を聞けて本当に良かったです。先輩方のアドバイスを参考にして、自分なりの方法を模索しながら精一杯取り組んでいきたいと思います。」
 

○2年生

「これまで、失敗ばかりの自分に腹を立てることが何度かありましたが、そういう時には自分のスタートラインを思い出すこと、そして自分の成長を認めることが大切だと聞き、その姿勢で授業に励みたいと感じました。同時に、どんな時も元気に、自分らしく思いきり、突き進んでいこうと決意できました。」

 

「現場での経験など幅広いお話を聞かせていただき、まだ教職を目指すか迷っている最中ですが、大学生の時だからこそできることを自分で見つけ、様々な経験が将来的に自分に良い形で返ってくるように行動していきたいと思いました。」

 

「生徒と関わる時には、自分が生徒でいる時の気持ちを忘れないことが大切なのだと感じました。今の自分の状態や失敗を、これからの自分の成長や生徒との関わりに活かしたいと思います。勉強が手付かずの状態から、どのような形から始めていけばよいかイメージすることができました。」

山本幾子准教授(教員紹介)
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