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現代社会学科

2022.03.02

歴史学を学ぶ授業:「社会史基礎演習」 |現代社会学科|社会史コース(アジア社会史)|鈴木真 准教授

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現代社会学科

学科ダイアリー

授業・研究室

 現代社会学科は、社会学と歴史学を学ぶことができる学科です。
 そのなかで、一年生を対象に開かれている「社会史基礎演習」という科目があります。歴史学を専門とする社会史コースの教員が担当し、複数のクラスが開かれています(日本社会史・アジア社会史・ヨーロッパ社会史・考古学クラス)。

 私は学科でアジアの歴史分野を担当しており、この科目の担当クラスにおいても、過去や現在の中国大陸・朝鮮半島・台湾・中央アジア・東南アジアなど、アジア諸地域の歴史や文化・人物について扱っています。
 そして学生のみなさんには、それぞれの興味・関心に応じてテーマを決め、それに関する文献(本や論文)を読んで授業で紹介してもらっています。

学生が関心をもった書籍(一部)

学生が関心をもった書籍(一部)

 過去にどのような文献が選ばれたかを、ごく一部にすぎませんが、以下で紹介してみましょう(私が中国史を専門としており中国のことを主に話すため、学生が選ぶ本も中国史のものが多いですが、アジアに関する事柄であれば、テーマは基本的に自由です)。

・加藤 徹『西太后――大清帝国最後の光芒』(中公新書,2005)
・坂出祥伸『道教とはなにか』(ちくま学芸文庫,2017 <初出は2005>)
・白石典之『モンゴル帝国誕生――チンギス・カンの都を掘る』(講談社選書メチエ,2017)
・鶴間和幸『始皇帝の地下宮殿――隠された埋蔵品の真相』(山川出版社,2021)
・仲尾 宏『朝鮮通信使――江戸日本の誠信外交』(岩波新書,2007)
・矢沢利彦『東西お茶交流考――チャは何をもたらしたか』(東方書店,1989)
・ドロシー=コウ(小野和子+小野啓子訳)『纏足の靴――小さな足の文化史』(平凡社,2005 <原著は2001>)

 一冊の文献を選んで読んでいると、当初の関心からは逸れるけれど、ちょっと興味が惹かれる記述にぶつかることがあります。そこで次はそのことについて書いてある別の文献を読むと、また新たな関心や疑問が湧き出てくる……。
 それがどんどん積み重なって知識が増え、視野がひろがっていくと、「とことん調べてみたい・研究してみたい」テーマに、きっと出会えることでしょう。 

 みなさんも、現代社会学科で歴史学を学んでみませんか?
 

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