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学長メッセージ

2022.01.05

新年のご挨拶 2022年を迎えて ―コロナ禍での女性の役割―|学長メッセージ

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学長メッセージ

新年のご挨拶 2022年を迎えて 
― コロナ禍での女性の役割 ―
ノートルダム清心女子大学
 学長 シスター 津田 葵
 
新年明けましておめでとうございます。
2022年が皆さまにとって、健康に恵まれた充実した1年となりますようお祈りしております。

新型コロナウイルスのパンデミックのさなか2020年4月、国連事務総長アントニオ・グテーレスはメッセージを出しました。それにはこれまでジェンダー平等と女性の権利が表向きは認知されてきたもののコロナ禍で男女間に横たわる格差が顕著に可視化されたことを指摘し、その不平等を是正するためには女性がリーダーシップをとることが肝要であると主張されています。これは国連が掲げたSDGs(持続可能な開発目標)の17の目標のひとつである「ジェンダー平等」への実現というトピックに合致しています。

この視点は従来、企業などで活動の方向性などを決める時は男性中心となっていた日本社会において、女性を軸足としてリーダーとなり男性と平等な代表権や意志決定権を行使したりすることを意味しています。経済面では生計を立て、うまく運用するための措置をとるために女性が対象となり、そのためには社会的なセーフティネットの拡充が必要です。

この根拠は現金給付、クレジットカードや融資に至るまでのプロセスを女性が主導権を握ることにあります。それに加えて、このコロナ禍で女性が職を失い、子どもの学校が休校になり、家事、育児、高齢者の介護のニーズが高まってきたことで女性の無償労働者が飛躍的にふくれ上がってきています。また、不幸にも実際にはこのパンデミックに起因する女性への暴力・虐待が顕在化しています。国連の統計によると世界では5人にひとりの女性が過去1年間に心理的、社会的暴力の被害に遭っています。非正規状態で就労せざるを得ない被害者はコロナ禍で仕事に従事できない状況で金銭的にも苦境に陥っています。

このコロナ禍で国連の事務総長による女性に主に舵取りを求めるという要求と厳しい現実との折り合いをつけることは至難の業であると思います。

しかしながら、女性のエンパワーメントが叫ばれている現在、ジェンダー平等の目標はこのパンデミックをきっかけとして、社会的、経済的、法律的に女性の地位を改善し、強化する道へとつながっているのです。よりよい未来を築くため、この社会の現実に目を向け、それに向きあい可能なことをリーダーシップをとって行動に移してゆくことを学生の皆さんには伝えてゆきたいと思います。

本年も変わらぬご支援とご協力のほど、よろしくお願いいたします。


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