前回に引き続き「NDSUガーデンプロジェクト」の活動についてお伝えします。2021年春に開始したこのプロジェクトは、大学キャンパス内の空間資源を活かして対話と交流による学びを促進し、さらに地域との接点もつくろうとする取り組みです。今回は前回の学内モニターツアーに続く取り組みとして、2年のゼミ生による学内のピクニックを実施しました。
まず最初に、イチョウがきれいな芝生広場を眺められるノートルダムホール本館旧講堂に集まって、ホワイトボードにピクニックの企画案を書き出していきました。
その企画をもとに、2021年11月24日、昼休みとゼミの時間を使ってピクニックをおこないました。この日の宿題は2人組グループワークの調査報告でしたが、報告資料をポータブルディスプレイに映して共有しながら活発なディスカッションが行えました。
その日の学生コメントを紹介します。
「秋の季節は特に紅葉が綺麗なため、もっと多くの人に外庭を使って欲しいと思った。写真映えもするし、椅子やベンチもあるため、うまく設置をして人を呼び込むような配置を考えると良いと思った。」
「今日のような発表も、気が散ってしまうかと思っていたけれど逆で、黙ってじっと聞くよりもずっと頭に入って来て有意義な時間を過ごせた。春になったらまた違う景色を見られるのでぜひまた開催したいと思った。」
前回の活動では3年生と2年生のゼミ生が交流をはかりながら進めていきましたが、今後ゼミのプロジェクトは2年生を主体として取り組んでいく予定です。このように学内でもさまざまな実践をとおして、学生も主体的に学び、活動できる様子をお伝えしていきたいと思います。
・成清仁士准教授(教員紹介)
・人間生活学研究科
・生活環境学コース(ブログ)
・生活環境学コース