ノートルダムの風景

1960年12月19日、霊的集会（信者からなる宗教クラブ）会員たちが、本学講堂（現 100ND）にて、初めてのクリスマス子どもパーティーを開催しました。1961年3月7日に発行されたN.D.S.U.タイムズには、当日の様子が次のように綴られています。

「子どもたちに、ささやかながらおちついた楽しいクリスマスのふん囲気を味わってもらい、また、会員の一人一人が小さな働きによって社会に奉仕したいという意図のもとに催されたものである。当日は市内各所の保育園から、四、五才の幼児約400人が大学講堂に集まった。劇『森のクリスマス』や子どもたちの遊戯などがあった。なかでも『森のクリスマス』の中にあらわれたサンタクロースからプレゼントとして、各会社、商店の協力による寄付で準備されたお菓子、絵本、羽子板、こまなどをもらって、子どもたちは大よろこびであった。午後三時から約二時間にわたって催されたこのパーティーは大成功をおさめ、帰宅のさいには、市内のバス会社の協力のもとに子どもたちを各所に送りとどけた」
 

今年のクリスマス行事は久々に、この年と同じ100ND（当時の講堂）で行われています。
児童学科のクリスマス・ファミリーコンサートは楽しみに待ってくれている子どもたちに動画配信しています。

クリスマス行事の形はかわっても、クリスマスの心はわたしたち清心に集う人々に脈々と息づいています。

遠い昔、幼子イエスの誕生の喜びが、人々の救いの希望となったように、
私たちも、こんな時だからこそ手を取りあって、希望という贈り物を届けたい。

今こそ、手をつなごう。
清心のクリスマス。


クリスマスサイト
・【清心のクリスマス】今こそ、手をつなごう希望を届ける清心のクリスマス
　クリスマススペシャルムービーも配信中。ぜひお楽しみください。