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学長メッセージ

2021.12.17

アドヴェントを迎えて|学長メッセージ

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学長メッセージ

ノートルダムの風景

カトリック教会のカレンダーでは、年のはじめは今年は11月28日です。この日からアドヴェントシーズンに入ります。アドヴェントとは、イエス・キリストの降誕をお祝いするクリスマス前の4週間のことです。日本語では待降節と訳します。

町ではジングルベルの音楽が流れ、イルミネーションの光が周り一面を明るく照らしています。ここで、その喧騒から一歩退いて、皆さまと一緒に真の意味のクリスマスを考えてみましょう。

クリスマスは父なる神さまが私たちを愛してくださるあまり御子キリストを私たちのところに贈ってくださったのです。なんとありがたいことでしょうか。天と地ほどある隔たりを神さまの方から私たちの方へ近づいて来てくださり、人間になって私たちとの関係を再構築し、その間を埋めてくださったのです。ですから、クリスマスは神の独り子が人間になってこの地上に遣(おく)られてきたことを喜び、感嘆の思いでこの上なくありがたいと感謝を捧げる日なのです。

クリスマスは父なる神さまが私たち一人ひとりを心にかけてくださり、愛してくださっているメッセージであります。同時にその愛を知り、体験した私たち一人ひとりは毎日出会う隣人にその愛を分かち合うことが大切ではないでしょうか。それは神さまから与えられた贈りもの、一人ひとりのタレント(才能)を感謝して受け、それを行動に生かすことに繋がっています。

毎日、毎日の一瞬、一瞬がクリスマスの喜びに満ちた一日となるように、その時ほんとうに神さまの愛に一人ひとりが愛を込めて生きることになると願いながらご一緒に努めてまいりましょう。

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