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現代社会学科

2021.11.17

【学生ブログ】現代社会学科|初めてのフィールドワーク|社会調査実習

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 現代社会学科では、フィールドワークをおこなうゼミが数多くありますが、その知識や技能の習得を目的とする授業科目が、「社会調査実習」です。
 現在三年生の藤本瑠奈さんは社会学のゼミに所属して研究を深めていますが、その一環として「社会調査実習」を履修し、今年の夏に初めてのフィールドワークに挑戦しました。
 こんにちは、現代社会学科の藤本と申します。今回は今年の夏に社会調査実習でフィールドワークに行ったときの体験記を書かせていただきます!

 過去の学科ブログでも分かるように現代社会学科はフィールドワークが盛んで、それを楽しみに入学される方も多いのではないでしょうか。私も入学当初、この学科に入ったからにはフィールドワークに行ってみたいなと思っていました。
 社会調査実習では、毎年テーマに沿って各自で夏休みにフィールドワークを行います。今年のテーマは「西日本豪雨災害」でした。私はその中でも「自主防災組織」に着目して調査を行いました。「自主防災組織」とは災害時に地域住民同士で助け合い、自分たちの地域を自分たちで守ることを目的として結成される組織のことです。

 最初のフィールドワークは8月上旬。倉敷市のある地区の自主防災組織の方からお話を聞かせていただけるということで、インタビュー調査が決まりました。岡山県ではまだ緊急事態宣言が発令されておらず、現地に赴いて対面でのインタビュー調査をすることができました。
 
 まず調査の3日前に下見を行いました。知らない町だったので何度か道に迷い、下見に来て正解でした。調査当日は早めに駅に到着し、町の様子を見るために歩いて調査場所に向かいました。下見の時も同様でしたが、インタビューでお話を伺うだけではなく、町の雰囲気などを肌で感じられることができてよかったと思いました。
 調査はその地区の避難所を開けてもらい、自主防災会や町内会の方々に集まっていただき、西日本豪雨災害の当時の話や自主防災組織の活動について2時間みっちりとインタビューしました。初めての調査で緊張していましたが、皆さんに優しく接していただき、次第に緊張もほぐれていきました。

 初めての調査を終えた感想は「イメージ通りのフィールドワークができた!」という達成感です。教室を飛び出して、自分の知らない土地で、知らない人から話を聞く。まさに入学当初想像していたフィールドワークができてうれしく感じました。しかしその反面、個人的には反省点も多く、帰りの駅で一人反省会をしたのを覚えています。
 

「社会調査実習」の中間発表の様子

「社会調査実習」の中間発表の様子

 緊張していたこともありクタクタになりながら帰宅、しかしこれで終わりではありません。インタビューの録音をもとに「文字起こし」を開始! 2時間のインタビューでA4用紙26枚分の分量になりました。文字起こしをしていると、インタビュー中では十分に理解できなかったことが理解できたり、新たな疑問が生まれたりします。そこで追加調査の依頼をしました。
 しかし岡山県でも新型コロナ・ウィルスの感染が拡大してきたため、追加調査はZoomでの調査となりました。コロナ禍での調査ということで、私のクラスメイトにもZoomを用いて調査を行っていた人がいます。

 そして夏休みが明けると社会調査実習の中間発表が行われ、どのような調査をしたのか、どのようなことが分かったのかについて発表しました。
 今後は調査報告書の作成に向けて頑張っていきたいと思います!


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