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人間生活学科

2021.11.01

救護施設「浦安荘」などを見学させていただきました|社会福祉士課程|人間生活学科

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人間生活学科

授業・研究室

社会福祉を学んでいる2年生13人と救護施設 浦安荘(岡山市南区浦安本町)に見学に行かせていただきました。
救護施設は、岡山県内に6か所(全国に186か所)設置されている福祉施設です。この施設は、生活保護法に基づき「身体上又は精神上著しい障害があるために日常生活を営むことが困難な要保護者を入所させて、生活扶助を行うことを目的とする施設」です。施設では、身体・知的・精神に障害のある人(重複した障害のある人)、アルコール依存症の人、ホームレスの人など、多様で複合的な課題がある人々が生活されています。

入所されている人がどのような生活をおくられているのか、職員の皆さんがどのような思いや考えで支援されているのか、岸本施設長さんから説明をいただいた後、施設内を見学させていただきました。
施設見学の後、併設の就労継続支援B型事業所コンドルや、近隣の社会福祉法人泉学園の就労継続支援A型事業所ネイチャーファーム、複合施設あゆむサービスの見学も行い、社会福祉法、障害者総合支援法、介護保険法に基づく福祉施設・事業所について、教科書だけでなく実際の現場を見せていただき、理解が進んだのではないでしょうか。
これからもこうした福祉現場に出かけて実践的に学びを深めていこうと考えています。

記念撮影!パンをおいしくいただきました♪

記念撮影!パンをおいしくいただきました♪

救護施設ってどんなところ?

救護施設ってどんなところ?

救護施設について勉強しました‼

救護施設について勉強しました‼

3階までお部屋を案内していただきました

3階までお部屋を案内していただきました

施設内の吹きガラス制作現場「うらやすガラス幸房」

施設内の吹きガラス制作現場「うらやすガラス幸房」

【参加した生徒の感想①】
今回の学外授業を通して、多くのことを学ぶことができた。まず、救護施設は生活困難な方たちの救いの場になっていると感じた。浦安荘に行くまで、私のなかの救護施設とは暗いイメージがあった。しかし、施設というよりは寮や共同アパートのように、和気あいあいとした感じだった。個人の自由が保証され、利用者の生活のなかにスタッフがお手伝いするようなかたちだと思った。お金の管理について聞くと、一人ひとりが自分で管理したり、後見人の方に管理してもらったりしていることが分かった。また、自転車なども持参され、買い物なども自由にできると分かった。「障害があるから」「何らかの不利な状況だから」で全てを制限するのではなく、積極的に自立した支援を行っていくことが大事だと改めて学ぶことができた。次に、パン工房でのお話が印象的だった。パンを買ってもらうのが、「障害があるから」という同情で買って欲しくないと言っていたのが心に響いた。多くのパンメーカーと肩を並べて働いていることに、14人の職員さんたちはプロとして働いているんだと感じた。ぜひ、清心の学祭や食堂などでパンやプリンを販売して欲しい。

泉学園の就労継続支援A型事業所ネイチャーファームでは、パン工房の設立からの歴史をお聞きしました♫

泉学園の就労継続支援A型事業所ネイチャーファームでは、パン工房の設立からの歴史をお聞きしました♫

パンが焼きあがりました♪こちらのパンもおいしくいただきました(*^^*)

パンが焼きあがりました♪こちらのパンもおいしくいただきました(*^^*)

【参加した生徒の感想②】
実際に利用者の方が暮らしている施設へ見学に行くのは初めてだったこともあり、たくさんの刺激を受けることができた。特に心に残っていることは、利用者の方個人をとても大切にした取り組みが、たくさんされていたという点である。運動会など、利用者の方が楽しめるようなプログラムは作るけれど、参加は自由。「煙草について考える会」を任意参加で開いて、ただルールを守らせるのではなく、納得したうえで自ら守ってもらえるように促す、などである。無理に一丸とさせられる必要がなくて、一人ひとりの個性を大切にしたかかわり方はやっぱり素敵だなと感じた。授業でもそのような個人を大切にした取り組みがされていると学んではいたが、実際に一つの施設に行って、見て、話を伺ってみると、本当に細やかな部分まで工夫がされているのだと知ることができた。現場を実際に見ることの大切さを肌で感じることができたと思う。
また、パン作りにおいて、障害のある方のほうがこだわりがあって、むしろきれいに仕上げてくれるという話も印象的だった。そのような個性があるからこその強みを大切にしたいし、私も探していきたいと強く思った。


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人間福祉学コース(研究分野)
人間福祉学コース(ブログ)

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サービス付高齢者向け住宅の一室を見学しました

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