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ノートルダムの風景

2021.12.17

【大学院を知ろう|文学研究科 Part. 02】一つのことを突き詰めることが、人生の強みになる(1)|研究者の卵、院生にインタビュー|学生広報スタッフSPARKLE

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学部生と大学院生(院生)。同じキャンパスで講義を受けていても、学部生にとって院生の日常は想像がつかないもの。「学部生と院生、過ごし方の変化は?」「一年間のスケジュールは?」。大学院への進学を考える学部生たちの疑問を、学部生時代から学生広報スタッフSPARKLEとして活動している大学院日本語日本文学専攻2年生の末森さんに聞いてみました。(インタビューは8月に行いました)

――今回は大学院生活について教えていただきたいと思います。
清心には大学院がありますが、考えてみれば、私の学部生時代でも大学院生の実態についての情報はあまりありませんでした。
私は日本語日本文学専攻なので、他の専攻を希望する人にどこまで参考になるかは分かりませんが、院生2年目の立場からのお話が、院に興味やイメージを抱けていただければうれしく思います。

――学部と院の違いってどんなところだと思いますか?
先生方との交流は学部生時代より多くあるような気がします。ただ、今は新型コロナの関係で授業では対面を避ける傾向にあるので(2021年8月現在)、今ひとつ実感がわかないところもあります。ですが、院生は人数も少なく、また授業では学部生時代以上に意見を言い合うこともあるので、学部生より先生方や院生との交流が深まります。授業でも先生が学生だったころの話を聞くこともあり、先生の研究以外の体験談を聞く機会が増えたように感じます。特に、修士論文完成に向けて指導教員の先生にはより深い指導を受けています。修士論文に行き詰まった際、やはり最初に助言をいただく存在なので、院生にとって指導教員の存在は大きいものです。大学院を選ぶ時には、先生方、とくに指導教員となる先生との研究内容を含めた相性も加味して考えることをおすすめします。

――院生同士の交流ってありますか?
院生同士数人で親しく交流をする機会は多いですが、院生は人数が少ないので、学部生時代よりも、大人数での交流は少なくなったと感じますが、私の所属する専攻では、私の学年は私を含め4人、後輩が1人と、大学院としては例年に比べて多いです。院生同士、授業の合間に何げない会話をしたり相談をしたりしています。最近ですと、研究雑誌への論文投稿の時に修正するところを見てもらったり相談しあったりしました。
日本語日本文学専攻は社会文化学専攻と院生室が共通なので、社会文化学の人とは交流する機会があります。基本的には学部生時代とそう大きく変わらないのかもしれません。

――大学院のおもしろさ、醍醐味って何だと思いますか?
一つのことを突き詰める「強さ」が身につくおもしろさですね。とはいえ、「強さ」は経験しているときに言えるものではなく、私としては、数年後に分かったら良いなと思っています。おもしろさも終わったあとに感じるものであり、今は苦しさ・大変さが勝っている状況です。
とは言え、博士前期課程で2年間、一つのこと(修士論文)に専念するのは貴重な経験だと思います。学部生時代でも卒業論文がありますが、卒業論文を踏まえて4年間ずっと向き合いながら、授業を受講し続けるという人は少ないと思いますから。修士論文完成のためには指導教員等指導を受けたり、意見をぶつけ合ったりします。こういった環境の中で、一つのことに専念できるということは、そうそう出来る経験ではないと感じます。
ときには先生と意見が対立したり、ずっと悩み続けたりする時もありますが、そういった日々の成果を論文という形として残していけるのは大学院ならではの経験なのかもしれません。

(2)に続きます。

末森さんが発表を行った、日本語日本文学専攻「中間発表会」の様子はこちらのブログをご覧ください。
文学研究を極める! -日本語日本文学専攻「中間発表会」の報告-|尾崎喜光

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