今回は「社会学原論」(しゃかいがく げんろん)という授業を紹介しましょう。
この授業では、「社会学」とはなにかについて、対話・話し合いをとおしてまなんでいきます。
現代社会学科1年生が全員履修する科目ですので、1年生同士が仲良くなる機会にもなっていますね。
対話の様子
学生の感想
・「普段は自分の考えのみで学びを深めることが多いが、ディスカッションをすることで他人の考えを知ることができ、自分では考えつかなかった新たな見方を学ぶことができた。特に今回は予習の段階で難しいと感じた部分が多かったのだが、話し合いをすることでより興味深く授業を受けることができたと思う。」(1年生Aさん)
・「ペアワークで他の人との意見交換をすることで、自分とは違う意見を聞けたため参考になる考えを得られた。特に、社会と社会学はなにかという問いに対してペアと意見を交換した際、互いに意見が多様であることがわかった。」(1年生Bさん)
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いじめ問題や過疎高齢化、地域活性化や恋愛、友人、家族、学校、会社、そして自分自身など、「社会学」は、身近なテーマをよくあつかいます。そのため、ディスカッションももりあがるのですね。
それもあって、対話をとおして社会学を学ぶ授業は、世界中で実施されています(アメリカやフランスでは、社会学を高校から学びます)。
コロナ禍ですので、ソーシャル・ディスタンスの確保や対話時間の制限、マスクや換気、消毒を徹底しながら、今年も実施しています。
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