文学部 日本語日本文学科 「ツボジョーワールド探検隊」による『みどりと水のみちへ~譲治がくれた〈いのち〉の感覚~』が刊行されました。
【内容紹介】
今年で活動5年目になる「ツボジョーワールド探検隊」は、坪田譲治が田園風景のなかで「フナを取ったり、カニあみをすいたり」した幼い日の自身を繰り返し映した文章に込めた思いを受け取り、岡山の豊かな川や水辺のいきものたちの命のきらめきに注目します。そこから現在の岡山の環境問題に視点を向け、譲治ゆかりの川といきものたちをいかに未来まで持続できるかを考えると、譲治の思いをつないでいきたいと望まれなりません。
本冊子では、譲治の愛した明治期の岡山の川や水辺のいきものを、譲治文学の描写から季節の流れにそってご紹介します。譲治文学から、岡山の田園地帯をうるおす川の魅力や、水辺のいきものたちの輝くいのちに、触れていきたいと思います。
詳細は著書・刊行物のページをご覧ください。
▶『みどりと水のみちへ~譲治がくれた〈いのち〉の感覚~』
▶著書・刊行物
・日本語日本文学科
・山根知子教授(教員紹介)
・「ツボジョーワールド探検隊」(これまでの活動)