臨床栄養学は、栄養や食事が疾病の発症や治療、予防にどのように関与しているかを学び、患者さん個々に適切な栄養管理を実践していくための学問です。
病院管理栄養士になるための、最も大切な学問のひとつといえるでしょう。
臨床栄養学実習Ⅰでは、患者さんを想定しての個別模擬栄養指導を行います。
学生一人ひとりが患者さんに提示する媒体を作成し、管理栄養士になりきって模擬指導をします。
今年はコロナ禍の影響で、なかなか対面による授業ができませんでした。
そこで、zoomミーティングを使って、オンラインで模擬指導を行いました。
zoomでは管理栄養士役の学生をはじめ、参加者全員の顔を見ることができます。
各自が作成した媒体を皆で見ながら、患者さんとして指導を聞くとまた新たな発見がありました。
学生が作成した媒体(一部)
オンラインで栄養指導なんて・・・。
いえいえ、これは実際に病院でされていることなんです。
2020年の4月から、外来栄養食事指導について、2回目以降を電話やテレビ電話などの通信情報機器を用いて実施することができるようになりました。
これからは管理栄養士もオンラインを用いて栄養指導をする機会も増えるでしょう。
オンラインでも、患者さんに必要なことを分かりやすく効果的にお伝えすることができるよう、実習を通じてそのための力を養っていきます。
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