2021.11.03
「英文の先生たちはどんな研究をしているの?」
このシリーズでは英語英文学科所属の先生方それぞれの最近の著書や研究、興味のあることについてご紹介していきます。
今回は坂口先生のご研究と業績について紹介します。
第13回:坂口真理教授
私の専門は、言語の文法的性質を研究することであり、理論言語学と呼ばれています。近年は英語の法助動詞(may, can, must, should)の意味と用法に興味を持って、研究しています。それぞれの助動詞の意味の違いは何か、なぜ2通りの解釈があるのか、日本語のモーダル表現とどう異なるのか、助動詞の時制はどうかかわっているのか等の疑問を解こうと研究に取り組んでいます。
このような基礎研究は、社会的な応用がないと思われるかもしれませんが、国際コミュニケーションと普遍的な人間性の理解という大きな目的があるように思います。
法助動詞をうまく使いこなせないと、相手を思いやることができず、失礼な言い回しになってしまい、国際理解を妨げることになります。したがって、さまざまな法助動詞の間の意味の違いを明確にすることは、英語話者とのコミュニケーションを円滑にすることを可能にします。
このシリーズでは英語英文学科所属の先生方それぞれの最近の著書や研究、興味のあることについてご紹介していきます。
今回は坂口先生のご研究と業績について紹介します。
第13回:坂口真理教授
私の専門は、言語の文法的性質を研究することであり、理論言語学と呼ばれています。近年は英語の法助動詞(may, can, must, should)の意味と用法に興味を持って、研究しています。それぞれの助動詞の意味の違いは何か、なぜ2通りの解釈があるのか、日本語のモーダル表現とどう異なるのか、助動詞の時制はどうかかわっているのか等の疑問を解こうと研究に取り組んでいます。
このような基礎研究は、社会的な応用がないと思われるかもしれませんが、国際コミュニケーションと普遍的な人間性の理解という大きな目的があるように思います。
法助動詞をうまく使いこなせないと、相手を思いやることができず、失礼な言い回しになってしまい、国際理解を妨げることになります。したがって、さまざまな法助動詞の間の意味の違いを明確にすることは、英語話者とのコミュニケーションを円滑にすることを可能にします。