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英語英文学科

2021.08.20

Zoomで海外講演『Glimpses of a Unique Jewish Culture From a Japanese Perspective 』|広瀬佳司教授|英語英文学科

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英語英文学科

エッセイ

Glimpses of a Unique Jewish Culture From a Japanese Perspective
Zoomで海外講演
広瀬佳司


2021年8月3日に初めてズームでの海外講演を行った。対面の講演とは違い、聴衆の方々からの質問にいつものように直接答えられないことが少し残念であったが、その代り、ニューヨーク、トロント、ロサンゼルスという三大都市からの187名の参加者に同時に語りかけることができ、今までに味わったことのない一種の高揚感があった。司会のヴィヴィアン・フェルゼン氏が、まず私の経歴や著書等を紹介してくれた。今回は単なる講演会ではなく、最新の拙著Glimpses of a Unique Jewish Culture From a Japanese Perspective (彩流社、2021年3月)をめぐる質疑・応答という変則的なインタビュー形式を依頼された。確かに、歴史や文学論という一つのテーマに絞った講演よりも、様々な質疑に応じて自由に比較文学・文化、歴史、そして宗教などより広い話題に触れられ、私も楽しむことが出来た。

別の知人がコーディネーターとして参加してくれたが、お二人とも長年のお付き合いがある方々で私の業績や専門分野をよく理解している方たちであったので、とても話しやすい環境であった。

最初に私を紹介してくれた司会者のヴィヴィアン・フェルゼン氏は、英語、フランス語、イディッシュ語の多言語に精通している碩学である。フランス語・イディッシュ語文献の高名な翻訳者として、2018年には名誉あるカナダ総督文学賞の最終候補に選ばれた弁護士であり、各地でカナダのイディッシュ文学の歴史やユダヤ移民史に関する講演もされている。また、カナダの名門トロント大学の前衛絵画講師という多才な方だ。もう一方のミリアム・コーラル氏は、カルフォルニア州立大学ロサンゼルス校(UCLA)のイディッシュ語講座の講師である。イスラエル生まれのコーラル氏は英語、ヘブライ語、イディッシュ語と多言語話者である。二人が交互に興味深い質問をして、講演会を楽しいものに盛り上げてくれたことに深く感謝したい。

【講演広告より一部抜粋】

【講演広告より一部抜粋】

【講演発表スライドより】

【講演発表スライドより】

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