現代社会学科

　7月27日（火）の午後、岡山県立笠岡高等学校2年生のみなさんによる「テーマ探究」中間発表会が開催され、現代社会学科の教員5名（社会学・歴史学）も参加しました。学科としては今年で3回目を迎える試みで、諸情況に鑑み、昨年と同様オンラインによる実施となりました。

　探求のテーマは、大きく「教育・心理系統」「文化・文学・言語学系統」「社会・経済系統」に分けられていましたが、さらに個々のチームの研究計画書を読むと、自分たちの探究内容がSDGsのどの目標と関連しているのか、という点を強く意識できるような仕様となっていました。

　われわれ大学教員にとって今回のような取り組みは、高校生のみなさんの関心の所在について知りうる貴重な機会です。とりわけ、過去（歴史学）・現代（社会学）の諸分野を研究する本学科教員にとっては、高校生のみなさんが日ごろから感じている社会の「当たり前である（と思っている）こと」について、実際に言葉を交わして確認しえたことは、大きな収穫でした。

　中間報告会ということで、今後もみなさんの活動は継続して進められていくことになると思います。終わったあとで、「楽しかった！」と言えるような探求であることを、心よりお祈りします。
　笠岡高等学校2年生のみなさん、先生方、ありがとうございました。


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