「英文の先生たちはどんな研究をしているの?」
このシリーズでは英語英文学科所属の先生方それぞれの最近の著書や研究、興味のあることについてご紹介していきます。
今回は松井先生のご研究について紹介します。
第6回:松井かや准教授 「研究の紹介」
20世紀のイギリスとアイルランドのモダニズム小説を研究対象とし、女性作家が戦争や時勢の変化をどのように作品の中に表現したのかを探っています。特に注目しているのは、アイルランドに入植したイギリス人を先祖に持ち、両国に居場所を持ったエリザベス・ボウエンという作家です。彼女の小説やラジオ番組の脚本、数々のエッセイを読み解くことで、彼女が戦時や戦後の人々の心の有り様をどのように捉えていたのか、また、どのような問題意識を持っていたのかを明らかにしようとしています。
・松井かや准教授(教員紹介)
・英語英文学科
・英文の先生たちはどんな研究をしているの?(シリーズ)
・コロナ禍の授業について(シリーズ)