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ノートルダムの風景

2021.06.29

ノートルダムの風景|6月29日岡山空襲 黒く塗られた壁の歴史

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ノートルダムの風景

清心ヒストリア

今から約80年前、戦時下の本学は、大学の前身である岡山清心女子専門学校、清心高等女学校の時代でした。本学を経営していた外国人シスターたちは、開戦によって学内軟禁、三次キャンプ(敵国人収容所)へ収容、1943年にアメリカに強制送還されてしまいます。そのような過酷ななかでも、残された日本人のシスターと教職員が奮闘し、学校を存続しました。

太平洋戦争末期の1945年6月29日、岡山市中心部はアメリカ軍の大規模な空襲を受けました。本学園の校舎は被害を免れましたが、女子専門学校および高等女学校の学生・生徒14名の尊い命が失われました。

そのような歴史をもつ本学校舎ノートルダムホール本館、東棟は、アントニン・レーモンド設計の建物(1929年完成)であり、戦中には空襲を避けるため白壁の校舎を黒く塗られた歴史をもちます。

現在は、すでに白く塗り替えられていますが、2016年の壁の補修時に現れた黒い壁の一部分を、当時の面影として残しています。(清心アーカイブ「黒く塗りつけられた壁」をご覧ください)

あれから76年、今年も6月29日を迎えました。本学園の学生・教職員として、このことを記憶に刻み、平和の尊さを考える日といたしましょう。

広報室アーカイブ

清心アーカイブズ
(写真とことばで本学の歩みを紹介する本学の歴史アーカイブズです。)

黒い壁が残るノートルダムホール本館

黒い壁が残るノートルダムホール本館

白い壁のノートルダムホール本館(2021年)

白い壁のノートルダムホール本館(2021年)

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