2020年、誰しも全く経験のない初めての試みばかりで最初は正直どうなることやらと思ったものでしたが、去年一年を通して、オンライン授業にも様々な良い点があることに気づきました。シリーズ「コロナ禍の授業について」では英語英文学科のそれぞれの先生方の2020年、2021年(現在進行中)の授業についてお伝えしていきます。
今回は伊藤先生の授業紹介です。
Part 05:「授業紹介」
伊藤豊美 教授
本学での4年間で英語を習得していくための基盤づくりとして、1年生全員が履修する必修科目です。英文法というと無味乾燥な規則の羅列と感じる人もいるようですが、実際はそうではなく、学び方によってはおおいに学習者の知的好奇心をかき立てる対象です。
コロナ禍のため、この講義はオンデマンドで実施しており、撮影した授業を視聴する形式です。授業の最初に、前回の授業に関して寄せられた学生さんからの質問に答えていますが、学生自身が丹念に調べ良く考えてからの質問が多く、学生全員に対する良きフィードバックとなっています。また、昨年度は、登録学生数80名に対して授業の再生数が毎回300回を超えており、同じ授業を何回も視聴している学生が多数いました。いつでも何回でも視聴でき、分からない箇所は一時停止が可能なオンデマンド授業のメリットを実感するとともに、多くの学生さんが熱心に取り組んでおり、毎回の撮影にも力が入ります。
使用テキストです。
・伊藤豊美 教授(教員紹介)
・英語英文学科
・コロナ禍の授業について(シリーズ)
・英文の先生たちはどんな研究をしているの?(シリーズ)