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現代社会学科

2013.02.27

研修旅行2012 秋の学科研修旅行の様子|現代社会学科

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現代社会学科

授業・研究室

"鉱山町"生野から歴史とまちづくりを学ぶ
―生野銀山と鉱山町「口銀谷(くちがなや)」を訪ねる―

現代社会学科では年に一度,希望者を募って研修旅行を実施しています。2012年度は11月23日(金)に,兵庫県朝来市の生野銀山(生野町)と柳田國男生家(福崎町)に行ってきました。

生野銀山は,近世には豊臣家や徳川幕府の直轄領として,近代以降は政府直轄の官営鉱山,ついで三菱経営の銀山として栄えました。

また,銀山に隣接する鉱山町は「口銀谷(くちがなや)」と呼ばれ,いまも往時を偲ばせる町並みやトロッコ道が残っています。

生野書院

生野書院

口銀谷の町には,かつての鉱山町の名残を留めた建築物が数多く残されています。たとえば生野書院は旧材木商邸宅を改築したもので,現在は郷土資料館となっています。

また,銀山には全国から大勢の人びとが集まるため,宗派の異なる寺院が多数立ち並びます。

「八ヶ寺」が並ぶ寺町通り

「八ヶ寺」が並ぶ寺町通り

口銀谷の町歩きでは,三菱時代の銀山職員の社宅や当該地出身の志村喬生家などを見学し,昼食は元・地役人の旧宅である浅田邸でいただきました。

元・地役人旧宅(浅田邸)で昼食

元・地役人旧宅(浅田邸)で昼食

続いて午後からは,銀山の坑道内部を見学。

銀山坑道入り口

銀山坑道入り口

銀山坑道内部

銀山坑道内部

この生野町の見学では,生野銀山が日本の歴史上で果たした役割や鉱夫の生活を知り,また鉱業を中心に形成された町並み・街道の特色について学びました。


生野町での見学終了後,福崎町に移動。「日本民俗学の父」である柳田國男の生家を訪れ,当時の標準的民家の規模・構造を実見しました。

また,附設された柳田國男・松岡家顕彰会記念館においては柳田の兄弟の生い立ち・業績について,さらに神崎郡歴史民俗資料館においては当該地方の歴史について理解を深めました。


このように現代社会学科では,「現代社会学コース」・「社会史コース」の両コースが設けられている特色を活かし,双方の学問領域の観点から学べる研修旅行をおこなっています。


現代社会学科

銀山坑道出口のトロッコ(?)

銀山坑道出口のトロッコ(?)

柳田國男生家

柳田國男生家

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