• TwitterTwitter
  • FacebookFacebook
  • LINELINE
  • InstagramInstagram
  • Nサポ
  • manaba
  • ENGLISH
  • 検索検索

食品栄養学科

2021.02.12

バレンタインデーの由来とチョコレート|学長 原田豊己神父、食品栄養学科 林泰資教授

Twitter

Facebook

食品栄養学科

授業・研究室

ノートルダムの風景

ダイアリー

2月14日はバレンタインデー。チョコレートを贈る人も多いのではないでしょうか。
バレンタインの由来とチョコレートについて、学長 原田豊己神父、食品栄養学科 林泰資教授に聞きました。

■日本の行事として定着した「バレンタインデー」
~バレンタインの由来は?~
―学長 原田神父に聞きました


「バレンタイン」は、そもそも人の名前が由来と言われています。
所説ありますが、語源として有力視されるのが、イタリアのテルニという町の司祭、ヴァレンティヌスという人物です。ヴァレンティヌスが殉教した日が2月14日、バレンタインの日です。
同じく古代ローマ豊穣祈願祭、西洋の民間伝承「鳥が番いになる日」も2月14日。それらがひとつになって、「バレンタイン」になったと言われています。
海外では花やプレゼントを贈る日です。日本ではチョコレートを贈りますが、由来とは直接の関係はありません。

2月14日は、ゆたかな実りをもたらすためにお祈りする日、また、自分の愛の印として何らかの贈り物をするという日として考えていただければと思います。

学長 原田豊己神父 祈り(2021年2月)(PDFファイル)

■日本ではチョコレートが贈られることが多いバレンタイン
~チョコレートのメリットは?~
―食品栄養学科の林教授に聞きました


チョコレートの歴史は紀元前まで遡ります。元々、カカオ豆をすりつぶした飲み物で、滋養強壮、疲労回復、長寿などの効能が期待された薬でした。カカオが主成分であったため、とても苦い飲み薬でした。

19世紀末、この苦いチョコレートに砂糖やミルクを加え、板状にしたものがスイスやアメリカで開発され、「甘いお菓子」であるチョコレートになったわけです。ちなみに、現代のチョコレートの栄養成分は、糖質が約50%で、脂質、タンパク質の順に含有量が多くなっています。

チョコレート原料のカカオには、カカオポリフェノール、テオブロミン、食物繊維、ビタミン・ミネラル類などが含まれています。以下に示すように、カカオ成分には優れた機能性(薬理作用)があることがわかり、古くからの効能が実証されています。

⑴ カカオポリフェノール:動脈硬化や高血圧予防など
⑵ テオブロミン:リラックス効果、脳機能活性化など
⑶ 食物繊維(リグニン):便秘予防など、腸内環境の改善
⑷ ビタミン・ミネラル類:ビタミンE、ナイアシン、カルシウム、マグネシウムなどの補給
  
では、チョコレートのディメリットはあるのでしょうか?
チョコレートに関しては以下のような都市伝説がありますが、いずれも科学的根拠はありません。
① 鼻血がでる
テオブロミンの血管拡張作用が原因との説もありますが、一般的ではありません。
② 肥満になる
エネルギーの過剰摂取が原因で、チョコレートと直接の関係はありません。
③ ニキビができる
ホルモンバランス、皮膚の清潔性などが主な原因です。

最後に、チョコレートの上手な食べ方はあるのでしょうか?
農林水産省の食事バランスガイドでは、嗜好品類は1日200kcalが目安となっています。したがって、1日25g程度(板チョコ半分)以下のカカオ含量の多いビターチョコレートを気分転換に食べるのがいいでしょう。ただカカオが多すぎると、昔のように苦くて食べられませんが。
 

大学食堂のチョコレートケーキ

大学食堂のチョコレートケーキ

・学長 原田豊己神父 祈り(2021年2月)(PDFファイル)

一覧にもどる