12月3日(木)の17時30分から、カリタスホールのロビー、もみの木の前にて点灯式を実施しました。今年は新型コロナウイルス感染症対策のため、例年とは異なり、小規模な形での式典となりました。神父様と侍者たちは祭服に身を包み、厳かな雰囲気のなかで式が執り行われました。
開式のことばの後、学生の代表により聖書の「ヨハネによる福音書 1章1―9節」が朗読され、その後、神父様のお話を聞きました。
続いて、神父様により、馬小屋が香炉・聖水を用いて祝別され、ロウソクに火が灯りました。そして、カリタスホールのロビーからもみの木の前へと場所を移し、今度はもみの木が祝別されます。一同が手を合わせて祈りを捧げると、もみの木が青色を基調としたイルミネーションによりライトアップされました。
最後にカリタスホールのロビーに戻り、共同祈願が行われました。教職員代表、学生代表、神父様の順に、今年流行している新型コロナウイルス感染症の終息を願い、また最前線で戦い続けてくださっている医療従事者の方々への感謝を込め、私たちが希望を失わずに生きていくために祈りを捧げました。
点灯式で侍者と聖書朗読を務めた学生のコメントです。
「何もかもが初めての体験で戸惑い緊張する部分もありましたが、神父様や先生方の丁寧なご指導があって安心して落ち着いた気持ちで式に取り組むことができました。コロナ禍で例年通りというわけにはいきませんでしたが、出来ることを出来る範囲で精一杯行うことの大切さを学べた気がします。」
「はじめは、コロナ禍で、点灯式ができるのか…という不安がありましたが、先生方や他の担当の方々と一緒にとても心に残る点灯式を行うことができました。」
「この前の点灯式では、初めてしっかりと聖書を読み、言葉の意味を考える良い機会になりました。厳かな雰囲気の式に参加出来て光栄です。」
「今回は点灯式に参加させていただき、一生忘れないとても貴重な体験ができました。
神父様のお祈りの様子を間近で見ることができ、クリスマスを迎えることがとても大きなことで非常に大切なことだと実感できました。」
・灯火に祈りをあつめよう 清心のクリスマス(特設サイト)
→点灯式動画を公開しました。
・キリスト教文化研究所