ノートルダムの風景

学修支援の第2弾。
今回は、課題研究・レポート作成になくてはならない「図書館」について取材しました。
本学の図書館は、全国の国公私立大学「大学図書館ランキング2020年度」（朝日新聞出版）指数評価（蔵書、受入、貸出、図書館費の指数合計）で全国12位になっているように、多くの学生が利用しています。しかし、現在は出校停止措置のため、学生は図書館に行くことができません。授業や課題、卒業論文に取り組む学生をサポートするため、図書館では次のサービスを行っています。
・図書の郵送貸出
・複写物の郵送
・学生希望図書（リクエスト購入）のメール受付
・電子資料の学外利用
・電子ブックの購入
・動画の作成

どのように郵送貸出が行われているのか、見ていきましょう。
学生から貸出希望の図書の「書名」と「資料ID」をメールで受け付けます。希望図書を書架へ取りに行きます。次に、図書と返却期限・返却方法を書いた紙をゆうパックやレターパックに入れます。平日15時までに受け付けた希望図書は、できるだけ当日発送しています。郵送貸出の際は、使い捨てビニール手袋を着用して作業をします。

また、貸出期間を延長し、貸出冊数を増冊する対応もしています。
・貸出期間は通常2週間から延長し、8月31日（月）まで
・1,2年生の貸出冊数を通常5冊から拡大し、15冊まで
・3,4年生の貸出冊数を通常10冊から拡大し、15冊まで
4月28日から始まった郵送貸出は、137件の受付と485冊の貸出となっています（5月22日現在）。
「本の返送の中に、お礼の手紙が同封されていて、とても感動しました。」と図書館員の方が嬉しそうに語ってくださいました。

郵送貸出などの他に、新1年生に向けて「図書館利用案内編～新入生花ちゃんとアルバイト先輩の図書館見学～」というタイトルの動画を作成しました。例年は図書館内で新入生図書館オリエンテーションを行うのですが、今年は実施することができないため、動画で図書館の利用案内や設備の紹介などをしています。新入生の花ちゃんの目線で進行し、初めて行った図書館で偶然、高校時代の先輩と再会します。先輩は図書館でアルバイトをしていて、図書館を案内します。動画を見れば、行ったことのない図書館をイメージできますね。

最後に、本学の出校停止措置の継続を受けて、図書館は当面、臨時休館を延長します。状況により、期間や内容が変更になる場合があります。今後の情報については、本学附属図書館ホームページをご覧ください。
附属図書館ホームページ