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日本語日本文学科

2005.10.01

蔵書目録|神原 俊治|日文エッセイ24

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日文エッセイ

日本語日本文学科 リレーエッセイ
【第24回】2005年10月1日

蔵書目録

著者紹介
神原 俊治 (かんばら としはる)
図書館学・司書課程担当
図書館を活用した資料と情報の探索方法を探究しています。

貴女は、図書館で『読みたい資料』『利用したい資料』を、どのようにして探していますか? ゆっくりと本の背表紙を眺めながら書架の間を歩いて探すのも一つの方法でしょう。思わぬ発見や出会いがあるという楽しみがありますよね。また、図書館職員(司書)に尋ねるのも探す早道かも知れません。しかし、自分で『読みたい資料』『利用したい資料』を効率よく探すには、蔵書目録(ゾウショモクロク)を利用することが最善だということをご存じですか?

蔵書目録を利用することで、まず貴女の『読みたい資料』『利用したい資料』を、その図書館が所蔵している(持っている)か否か、が分かります。次に、所蔵していればその図書館のどこに排架(配置)しているか、が分かります。つまり所在記号(請求記号)によって資料の置き場所を教えてくれるわけです。この所在記号は、資料の背表紙に貼付してあるラベルと同一の記号なのです。

これらのことから、蔵書目録とは「図書館が所蔵している資料のリストである」、ということが判ると思います。

この蔵書目録、ちょっと以前まではカードが主役でしたが、現在ではコンピュータが主流となっています。近くの公共図書館には、タッチパネル式の端末が備え付けてあるはずです。蔵書目録というコトバ(用語)を知らない人でも、すでに利用済みかも知れませんね。

では、あのような目録を図書館職員(司書)は、資料のどこを見てどのようにして作成しているのか、不思議に思ったことはありませんか?

<不思議だな>と思った貴女、あるいは<ちょっと面白そう>と思った貴女、"資料組織演習"という科目で【日本目録規則】というツールを使用しながら作成してみませんか?

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