ブログ・第20回書道卒業制作展に向けて|vol.4|「漢字仮名交じりの書 もしくは 仮名の書」の作成(1)の続きを掲載します。
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三宅先生は仮名がご専門で、本学科の卒業生でもあります。
卒業後間もなく、一度本学科(その当時は国文科)の書道の授業の副手をされたのだけど、ご結婚の後に退職されたとか。
そして再度1993年から今日まで、非常勤講師として本学科の書道科目を受け持って下さっています。
「書道卒業制作」の20年を見てこられた三宅先生に、後輩にもあたる今の学生たちについて伺いました。
「前は『学生が変わったな』と思うこともあったけど、今は寧ろ昔と変わらないと思いますね。ま
じめで、一生懸命。
ここは書道専修じゃないから、卒論も書いた上で卒業制作もしなければならない。
それは佐野先生の大変なご指導があってのことだけど、それに応える学生も立派。
優秀な学生が代を重ねているから、20年の蓄積もあって、どんどん充実してきていると思う。」
えらく褒めて下さいました。
書くことに専念する風で聞き耳を立てている者達。
取材者魂を発揮して、「三宅先生と佐野先生、比べるとしたらどう?」とこっそり聞いてみました。
ある学生曰く、「三宅先生はできていないところやこうした方がいいというところを、具体的にいくつも指摘される。佐野先生は、一部を言われて後は自分たちで考えるように促される。」とのこと。なるほどと思いました。
【今日のことば】
「学生が全部自分たちでやってるでしょ。現代の女性ってすごいなって思います。」(三宅宣子(楊
舟))
(文責:日本語日本文学科 学科広報委員 星野)
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