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食品栄養学科

2017.10.12

『夏休みフリー塾 お菓子を作ろう』に参加して

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食品栄養学科

学科ダイアリー

8月29日に岡山市立京山公民館で行われた『夏休みフリー塾 お菓子を作ろう』に、食品栄養学科2年生6名がボランティアで参加してきました。

これは、京山公民館が毎年子どもたちを対象に行っている、夏休みのイベントです。
昨年は『うどん作り』をして、とても好評だったそうです。

今年は、アレルギーの子どもも安心のお菓子作りをテーマに行うとのことで、本学科の学生にボランティアで参加してもらえないか、との依頼がありました。

学生に声をかけたところ、その日に2年生6人が集まってくれました。

最初に、京山公民館の方と相談をして、お菓子は『ドーナツとフルーツポンチ』と大枠を決めましたが、詳細については学生を中心にアレルギーを考慮しつつ、子どもたちに『作る』という体験もできるように、詳細は決めてもらいました。

学生たちは試行錯誤しながら、大学内であらかじめ試作をした上で本番に臨みました。

フリー塾当日、学生が材料の準備をしている間に子どもたちが続々集まってきました。

(写真2)

(写真2)

学生も参加している子どもたちもやや緊張している様子でしたが、実際に作り始めるとすぐに距離は縮まり次々とでき上がってきました。(写真2)


学生たちは、子どもたち自身で作業できるように、"白玉団子をこねる"、"ドーナツの材料を混ぜる"、"焼き型に流し込む"、"寒天の型抜きをする"などの要素を入れて内容を考えていたようです。(写真3)

(写真3)

(写真3)

子どもたちはどの作業も楽しそうに、そして真剣に取り組んでいる様子がとても印象的でした。

そして、いよいよ試食です。子どもたちは自分の作ったお菓子を盛り付けて、とても美味しそうに食べていました。

苦手な果物も『一切れなら』と手を伸ばす子どももいて、ドーナツとフルーツポンチ(白玉、寒天入り)はすべて完食となりました(学生は全く試食できませんでしたが...)。

参加した学生たちは、みんなと一緒に作業することの楽しさや、苦手な食材であっても挑戦する気持ちを育てることが、子どもの協調性や向上心を養うとても大事な『食育』であることに気づいてくれたのではないでしょうか。

学生は"試食"はできなかったけれど、この体験は自分自身の"栄養"となる大きな収穫になったと思います。

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