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児童学科

2015.11.14

児童学科│保育園の見学実習が行われました|保育士課程

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児童学科

児童学科ブログ 第26回
保育園の見学実習が行われました

 児童学科では、保育士、幼稚園/小学校/特別支援学校教諭等の免許・資格を取得することができます。

 保育士課程では、2年生の9月に見学実習を行いました。その様子をご紹介します。

 最初に、園長先生から本園の保育について、お話を伺いました。

 この園では、「一人ひとりを大切にする保育」のために、先生方が子ども達に細やかにかかわり、また保育環境にもさまざまな配慮がなされています。3歳未満児では保育士との信頼関係が育まれる担当制がとられ、3歳以上児では子どもたち同士がともに育ちゆく異年齢保育が行われています。

 子ども達を大切にする園長先生の想いが、園全体を支えていることが伝わってくるお話でした。続いて、グループに分かれて各クラスや園庭を訪れ、子ども達と実際にかかわり、触れ合う体験をさせていただきました。

・保育士の先生方が子ども達と細やかに、優しくかかわっておられる様子...
・子ども達の発達に即した、遊び・生活環境が、そこかしこに用意されていること...
・一つのおもちゃからも、どんなふうに子ども達が遊びを広げていけるか...
・初めて出会う私達にも嬉しい時間を与えてくれる、子ども達の素晴らしさ、尊さ...

 ほんのひとときをクラスで過ごす中にも、体感を通して学べることがたくさんありました。

 園庭では、3歳以上児の子ども達がダイナミックに遊んでいます。

 総合遊具に掛けられたロープ。ある学生が、「このロープ、どんなふうに遊ぶんでしょうね」と尋ねました。

 そう言っている間にも子ども達がやってきて、写真のように遊び始めました。どの子も思い思いに、自分らしいやり方でよじ登り、ぶら下がり、揺らし、立ち上がります。そして「おねえちゃん、こっち来て!」と、学生もその中に引き込まれていきました。

 保育園の環境は、ただ「もの」としてあるだけでなく、子ども達の力によって、どこまでも生かされていくことを感じさせられるできごとでした。

 運動会を控えたこの時期、学生達も子ども達と一緒にリレーに参加させていただきました。子ども達も、学生も、全力で走り、バトンを渡し合います。夢中になる嬉しさ、普段通りを超えて力を発揮する楽しさ、心つながる活動の中で生まれる親しさ... そんな体験が生まれる場を、先生方はさまざまな配慮や準備によって創り出しています。

 2年生の11月には、いよいよ最初の保育実習が始まります。この日体験したこと、学んだことが、今度は自ら担当する保育の中で、きっと生かされていくことと思います。

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