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人間生活学科

2015.12.02

2015年度卒論ウオッチング|小川賢一|生活環境学研究室(1)

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人間生活学科

学科ダイアリー

2学期になり、4年生は卒業論文作成に本気になり始めました。ゼミ生は、自分で設定した研究テーマに沿って、提出までの残りの期間に何をしなければならないのか、何ができるのか、など考えながら、日々取り組んでいます。オガワゼミでゼミ生が取り組んでいる研究内容のさわりを紹介します。

 「晴れの国おかやま」という岡山を好印象づける標語は岡山県民には馴染みがありますが、県外ではあまり浸透していないようです。また、岡山県の南部と北部では、特に冬は気象状況がだいぶ違います。「晴れ」と一口に言って良いのでしょうか。Uさんはこのようなことをきっかけに、「晴れの国おかやま」という標語を検証しています。さらに、県外から岡山県により多くの人たちに訪れてもらいたいという願いから、全国的に岡山県の認知度を上げるアイデアを提案しようとしています。写真はJR岡山駅東口に掲げられている岡山県をPRする垂れ幕です。

JR岡山駅東口垂れ幕

JR岡山駅東口垂れ幕

Kさんは食品ロス削減のテーマに取り組んでいます。日本や世界で出される食品ロスの量は、食料不足の国や地域に援助される食料の量に匹敵します。また、日本の食料自給率(カロリーベース)は約40%です。ということは、約60%の食料を海外から輸入している訳ですが、多くは食べられるのに捨てているというが日本の食品ロスの現状です。このような状況を踏まえて、Kさんは家庭や個人でできる食品ロス削減について考察しています。写真は食品ロス発生原因の一つになっている賞味期限のラベルです。

賞味期限のラベル

賞味期限のラベル

Oさんは、日本の食糧自給率を向上させるために、野菜に着目しました。調べているうちに、野菜の自給率は総じて高自給率、つまり国内で栽培され供給されていますが、野菜の種は多くが輸入されていることがわかりました。さらに、輸入される種はF1品種という雑種第1代の種で、栽培するたびに、F1品種の種を海外から買い続けなければなりません。すなわち、国内栽培の野菜の多くが実は海外からの輸入に頼っているという実態を知り、Oさんは真の国内自給率向上に向けて、種の国内採取への取り組みを考察しています。写真は種苗店で売られている、いろいろな野菜の種です。

野菜の種

野菜の種

現在、自動車の安全性が注目されています。少し前は、エアーバッグやアンチロックブレーキ、そして衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)であったのが、今では技術が急速に進歩して、人間が運転しなくてもよい自動運転による自動車の公道上での社会実験が行われるまでになりました。Aさんは、この自動車の自動運転技術の導入による安全運転について、国内・海外各自動車メーカーの技術を比較しながら、自動車社会の安全性や課題などを考察しています。写真は衝突被害軽減ブレーキ搭載車のフロントグリルです。

衝突被害軽減ブレーキ搭載車

衝突被害軽減ブレーキ搭載車

電柱のない街はどんな風景になるのでしょうか。無電柱化は、国内では一部の都市や地域ですでに実現していますが、海外の都市に比べたら、非常に遅れています。Sさんは、国内外の無電柱化の現状を調べて、さらに岡山市の無電柱化について考察しています。写真は倉敷市美観地区の無電柱化された町並みです。

無電柱化された町並み

無電柱化された町並み

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