2018.03.20
制作依頼のあったヨゼフホールの目隠しカバー(たて0.7m・よこ4m)が約2ヶ月をかけて完成いたしました。
これは、児童学科美術研究室絵画コース(片山裕之教授)3,4年生のみなさんのデザインをもとに、被服構成及び実習Ⅰの受講生である人間生活学科の吉岡万里奈さん、小森翔子さん、新山佳奈さん、青木円香さん、井上真稀さんを中心に他14名の有志がパッチワークキルトで制作したものです。
ご存じのように、岡山県は国産デニム発祥の地で世界的にも有名な高品質デニムの産地です。そこで本学が岡山県にあることから県産品であるデニムを目隠しカバーの素材として使用することとし、県内のデニム産地の一つである児島産デニムを選びました。
生地は、数名の学生が児島のデニム生産会社まで出向いて選びました。縦横の十字架を表す直線部分の濃いブルーの生地には、ジーンズファンに人気の「赤耳」と呼ばれるセルビッジデニムを使用することとし、それら生地の色の中から本学の紋章の地色(聖母マリアの色)に近いものを選んできました。また、デザイン画の白い部分には本学の建物の色に溶け込むように白とベージュのデニムを選んできました。これらのデニムは、手縫いでキルティングするには厚すぎるものもあったため、手縫いとミシンを併用してキルティングすることにしました。
まず、白い部分の制作です。デザイン画の白い部分をアレンジして白とベージュの三角形のピース(各252枚)をつなぎ合わせて長方形のピースを作りました。次に、この長方形のピースを濃いブルーと薄いブルーの縦横の直線部分のピースとつなぎ合わせて1枚の布にしていきました。全てのピースをつなげて大きな2枚の布にした後、それぞれにキルト芯をあて、ブルーの直線部分はミシンでキルティングし、白とベージュの三角形のピース部分は手縫いでキルティングしました。
生地は、数名の学生が児島のデニム生産会社まで出向いて選びました。縦横の十字架を表す直線部分の濃いブルーの生地には、ジーンズファンに人気の「赤耳」と呼ばれるセルビッジデニムを使用することとし、それら生地の色の中から本学の紋章の地色(聖母マリアの色)に近いものを選んできました。また、デザイン画の白い部分には本学の建物の色に溶け込むように白とベージュのデニムを選んできました。これらのデニムは、手縫いでキルティングするには厚すぎるものもあったため、手縫いとミシンを併用してキルティングすることにしました。
まず、白い部分の制作です。デザイン画の白い部分をアレンジして白とベージュの三角形のピース(各252枚)をつなぎ合わせて長方形のピースを作りました。次に、この長方形のピースを濃いブルーと薄いブルーの縦横の直線部分のピースとつなぎ合わせて1枚の布にしていきました。全てのピースをつなげて大きな2枚の布にした後、それぞれにキルト芯をあて、ブルーの直線部分はミシンでキルティングし、白とベージュの三角形のピース部分は手縫いでキルティングしました。
その後、できあがった2枚のキルトを合わせて、濃いブルーのセルビッジデニムで縁取りを行い、完成させました。この縁取りに「赤耳」と呼ばれるセルビッジの証を見ることができます。
この目隠しカバ-を制作することによって、彼女たちも多くのことを学び、力をつけてくれたようです。みなさま、どうぞ彼女たちの力作をご覧下さい。