2014.06.13
ブログ・第20回書道卒業制作展に向けて|vol.3|半切作品の完成と裏打ち(その2・止)(1)の続きを掲載します。
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水を含ませないと紙が伸びませんが、かといって水気が多すぎると、今度は刷毛で作品が破れます。すこぶる注意が必要な作業です。
ここでやっと糊の登場です。
作品の裏に当てる用紙に糊を塗ります。
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水を含ませないと紙が伸びませんが、かといって水気が多すぎると、今度は刷毛で作品が破れます。すこぶる注意が必要な作業です。
ここでやっと糊の登場です。
作品の裏に当てる用紙に糊を塗ります。
この後は、一気呵成(いっきかせい)に事を進めなければなりません。
二人がかりで用紙を持ち上げ、
二人がかりで用紙を持ち上げ、
モタモタしていると糊が乾いてしまいます。しかし雑に貼り合わせて失敗しても、糊付けしてしまっているのでやり直しがききません。
この作業は一回勝負なのです。
この作業は一回勝負なのです。
貼り合わせたら、改めて刷毛をかけます。
これは、作品と裏打ち用紙の間の空気を、紙の外に抜くためです。
そしてこれを更にベニヤ板に貼り付けて、しばらく乾かします。
これは、作品と裏打ち用紙の間の空気を、紙の外に抜くためです。
そしてこれを更にベニヤ板に貼り付けて、しばらく乾かします。
この時、ベニヤ板と裏打ち用紙の間に紙を挟んでおきます。これも空気を外に放出させるためで、これによって乾燥後に作品が完全にフラットになるそうです。
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