11月14日、いよいよ篆刻作品の制作にとりかかりました。
「いよいよ」というのは、佐野榮輝教授が篆刻家なので、学生たちの方も普段にまして身が入るようなのです。
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それにしてもプレッシャーを感じているのか、今日はいつになく黙々と印を刻しております。お陰で取材が進みません。
篆刻の作り方ですが、印稿(いんこう)という「構想図」を作り、それを石(印材、いんざい)に左右反対に書き写して、印刀(いんとう)で削って行きます。
手前の紙に手書きしてあるのが「印稿」、奥側の緑がかった石が「印材」。
ちなみに、文字が赤くなるように刻した作品を朱文(しゅぶん、↑画像)、
文字が白くなるように刻した作品を白文(はくぶん、↓画像)といいます。
・ブログ・第20回書道卒業制作展に向けて|vol.8|篆刻(2) に続く
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