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日本語日本文学科

2018.02.09

学生の作品紹介|第23回(2017年度)書道卒業制作展の出展作品

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日本語日本文学科

書道卒業制作展

第23回(2017年度)書道卒業制作展の出展作品 紹介
  
2018年1月18日(木)から21日(日)にかけて開催された第20回書道卒業制作展の、出展作品の一部を
ご紹介します。
「書道卒業制作展ができるまで」と、第20期生の奮闘を取材した「ブログ・第20回書道卒業制作展に向けて」も、ぜひごらん下さい。※画像の転載はご遠慮下さい。

小川 夏(翠葉) 一字書『黒』
【所感】 きっかけは「スポンジで書いてみたら?」という佐野先生のご助言でした。はじめは泡立ったり、書き味に慣れなかったりしたために戸惑いましたが、筆よりも墨を多く含むことで、独特な散り方をするのが楽しくて、気が付けば一面真っ”黒”でした。

関 絵里菜(詠月) 臨王羲之『蘭亭序』
【解説】 永和九年(三五三)、会稽山陰(浙江省紹興県)の蘭亭に、名土四十一人が集い、禊の行事を行い、流暢曲水の雅宴を催した。蘭亭序とは、王羲之がその時詠まれた詩を集めて書いた詩集の序文である。
【所感】 『蘭亭序』は授業で十回通り全臨したことがあり思い入れが深かったので、半切に臨書したいと考えていました。三行書きということで、文字の大きさのバランスをとることが困難でしたが、何度も練習することでだんだんうまく収めることができるようになりました。

関 絵里菜(詠月) 臨王羲之『蘭亭序』

関 絵里菜(詠月) 臨王羲之『蘭亭序』

中川和香(淡雪) 臨何紹基『行草山谷題跋語四屏』

中川和香(淡雪) 臨何紹基『行草山谷題跋語四屏』

中川和香(淡雪) 臨何紹基『行草山谷題跋語四屏』
【解説】 狩猟に関する詩を太鼓の形をした石に刻したもの。戦国時代秦国で作られたと推定され、現在最古の石刻と言われている。書体は始皇帝の時に統一された小篆より古い大篆で、線の太さがほぼ均一であるなど用筆面では小篆と共通点が多い。
【所感】 昨年、佐野先生のご自宅で熱のこもった石鼓文の解説を聞き、「来年の卒制では、この作品をやりたい!」と心に決めました。しかし、実際に作品を制作すると、左右対称に文字を整えたり、収筆で少し力を抜くことで、全体的に重くならないようにしたり、とても大変でした。夏の合宿で完成した時には、今までになく嬉しい気持ちが込み上げました。
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前田美穂(春霞) 臨何紹基『行草山谷題跋語四屏』
【解説】 何紹基〈清・嘉慶四年(一七九九)~同治十二年(一八七三)〉。『行草山谷題跋語四屏』は、黄庭堅の「跋匹紙」(『山谷題跋』巻六所収)と題する文章を書いたもの。
【所感】 今回、何紹基の趣のある線を表現するために、羊毛を使いました。弾力がなく、思い通りにならない穂先に苦戦しましたが、何度も書くうちに慣れてきて、偶然おもしろい線が書けたり、擦れが上手くいったりすることが増え、楽しみながら書くことができました。

前田美穂(春霞) 臨何紹基『行草山谷題跋語四屏』

前田美穂(春霞) 臨何紹基『行草山谷題跋語四屏』

山本育恵(蒼凛) 臨伝藤原公任筆『石山切伊勢集』
【解説】 「石山切」とは、「本願寺三十六人歌集」のうち、「貫之集下」「伊勢集」の二帖の断簡をいう。料紙は、四季を色付ける自然の情緒を取り入れ、美的工夫を凝らしている。 『伊勢集』は、『古今和歌集』の中で女流の筆頭とされた、女流歌人・伊勢の歌集である。
【所感】 仮名は好きな分野なので、何か一作品は作りたいと思っていました。色々な仮名作品を見たのですが、先輩が書いていた石山切伊勢集が素敵で、紙の可愛らしさと、仮名の連綿の美しさに惹かれてこれを選びました。文字の太さや大きさに緩急をつけて書くことに特に苦労しました。

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